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一級ボイラー技士の論点一覧
収録している全61論点の索引です。よく出る順に並んでいます。それぞれの論点ページに、覚えること・なぜそうなのか・出題の全文があります。
ボイラーの構造に関する知識
熱及び蒸気(一級)
熱及び蒸気とは、蒸発熱が圧力とともに小さくなり臨界圧力でゼロになること、過熱度が過熱蒸気温度と同圧の飽和温度の差であること、比エンタルピがh=u… (5回出題)
空気予熱器
空気予熱器とは、排ガスの熱で燃焼用空気をあらかじめ温める装置のことで、伝熱方式により再生式と熱交換式に分かれる。 (5回出題)
エコノマイザ
エコノマイザとは、排ガスの熱で給水を予熱して熱回収する装置のこと(節炭器ともいう)。 (5回出題)
流量計(面積式・差圧式・容積式)
差圧式流量計とは、管の中のオリフィスなどの絞り機構の入口と出口の差圧を測り、流量が差圧の平方根に比例することを利用して流量を測る計器のこと。 (5回出題)
伝熱(熱伝導・熱伝達・放射伝熱)
伝熱とは、物体の中を熱が伝わる熱伝導、固体壁と流体の間で熱が移る熱伝達、電磁波の形で熱が放出・吸収される放射伝熱の3つの熱の移り方のことで、放射… (5回出題)
水管ボイラーの特徴
水管ボイラーの特徴とは、伝熱面積当たりの保有水量が少ないため起動が速く負荷変動で圧力・水位が動きやすいこと、水冷壁管が放射伝熱面として炉壁を保護… (4回出題)
炉筒煙管ボイラー
炉筒煙管ボイラーとは、胴の中に炉筒(燃焼室)と多数の煙管を収めた丸ボイラーのこと。後部煙室が胴の内部にあり水で囲まれたものをウェットバック式、胴… (4回出題)
ステー(管ステー・ステーボルト)
ステーとは、ボイラーの平板部を補強する部材のことで、管板を補強しつつ伝熱管の役目も果たす管ステーと、接近した平板どうしをつなぐステーボルトがあり… (4回出題)
沸水防止管・デミスタ
沸水防止管とは、胴の蒸気出口の直下に設けた多数の穴あきパイプのことで、蒸気の流れの向きを変えて水滴を分離する気水分離器の一種。デミスタは金網を重… (3回出題)
圧力計とブルドン管
ブルドン管式圧力計とは、断面が扁平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が加わると円弧が広がる性質を利用して圧力を指示する計器のこと。 (3回出題)
比例動作・積分動作・微分動作
比例・積分・微分動作とは、制御偏差の大きさに比例して操作量を増減する比例動作(P)、比例動作で残るオフセットを除く積分動作(I)、偏差の変化速度… (3回出題)
鏡板・管板と形状による強度
鏡板とは、胴やドラムの両端を覆っている部分のことで、煙管ボイラーのように管を取り付ける鏡板は特に管板という。 (2回出題)
炉筒の取付けと波形炉筒
波形炉筒とは、炉筒の筒を波状に成形したもののことで、平形炉筒に比べて熱による伸縮を吸収でき、外圧に対する強度も高い。 (2回出題)
スチームアキュムレータ
スチームアキュムレータとは、余分の蒸気を飽和水の状態にして蓄え、必要なときに取り出す装置のこと。 (2回出題)
脱気器
脱気器とは、給水中の酸素などの溶存気体を取り除く装置のことで、給水ポンプの吸込み側に設ける。 (2回出題)
二色水面計・平形透視式水面計
二色水面計とは、光の屈折率の差を利用して、蒸気部が赤色・水部が緑色に見えるようにした水面計のこと。 (2回出題)
自動制御(シーケンス・フィードバック)
シーケンス制御とは、あらかじめ定められた順序に従って各段階を逐次進める制御のことで、フィードバック制御とは、出力側の信号を入力側に戻して制御量を… (2回出題)
マンホール・掃除穴・検査穴
マンホールとは、人がボイラーの内部に入るための穴のことで、だ円形のものは短径部を胴の長手方向に配置する。 (1回出題)
蒸気トラップ
フロート式蒸気トラップとは、蒸気とドレンの密度差(浮力)で作動してドレンだけを排出する機械式トラップのこと。 (1回出題)
給水内管
給水内管とは、多数の穴から給水を胴の中へ均一に散らすための管のことで、安全低水面より少し下に取り付ける。 (1回出題)
ボイラーの取扱いに関する知識
水位検出器の点検及び整備
水位検出器の点検及び整備とは、1日1回以上水位を上下させて作動を確かめ、電極式は検出筒内の水を1日1回以上ブローし、6か月に1回程度検出筒やフロ… (10回出題)
単純軟化法
単純軟化法とは、強酸性陽イオン交換樹脂で給水中の硬度成分(カルシウム・マグネシウム)だけを取り除く水処理のことで、シリカや塩化物イオンは除去でき… (10回出題)
安全弁の調整及び試験
安全弁の調整及び試験とは、ボイラー圧力を設定圧力の80%程度まで下げてから、吹出し圧力が低ければ調整ボルトを締め、高ければ緩めて設定し、過熱器用… (9回出題)
ボイラーの内面腐食
ボイラーの内面腐食とは、溶存酸素による点状のピッチング、応力集中部に生じる溝状のグルービング、電位差による異種金属接触腐食、水酸化ナトリウムの濃… (8回出題)
送気開始時及び運転中の取扱い
送気開始時及び運転中の取扱いとは、蒸気を送り出して圧力が下がるのを燃焼量で補い、主蒸気弁は徐々に開いて全開後に少し戻し、運転中は2個の水面計の水… (7回出題)
キャリオーバの影響(一級)
キャリオーバとは、ボイラー水が水滴や泡の形で蒸気に混じって運び出される現象のことで、水滴によるものをプライミング、泡によるものをホーミングという… (5回出題)
スケール・スラッジ・懸濁物
スケールとは伝熱面に硬く固着する付着物のことで、熱伝導率は軟鋼の20分の1から100分の1程度しかない。 (5回出題)
油だきボイラーの手動点火
油だきボイラーの手動点火とは、ファンでプレパージしてからダンパを点火位置にし、点火棒をバーナ先端のやや前方下部に置いてから燃料弁を開き、既定の点… (5回出題)
清缶剤
清缶剤とは、ボイラー水に加えてスケールや腐食を防ぐ薬剤のことで、硬度成分をスラッジ化する軟化剤(炭酸ナトリウム・りん酸ナトリウム)、スラッジ分散… (5回出題)
蒸気圧力上昇時の取扱い
蒸気圧力上昇時の取扱いとは、たき始めから所定圧力に上がるまでの間の、空気抜き・低燃焼・各部の監視といった運転操作のこと。 (4回出題)
ボイラー水の吹出し
吹出し(ブロー)とは、ボイラー底部などから水の一部を排出して、スラッジや沈殿物を缶外へ出す操作のこと。 (4回出題)
ディフューザポンプの取扱い
ディフューザポンプとは、羽根車の外側に案内羽根を持つ遠心ポンプのことで、ボイラーの給水ポンプに使われる。 (4回出題)
安全低水面の位置
炉筒煙管ボイラーの安全低水面。炉筒が煙管最高部より高い場合は、炉筒最高部から100mm上。煙管最高部のほうが高い場合は、煙管最高部から75mm上… (1回出題)
燃焼量の増減の順序
燃焼量の増減の順序とは、増やすときは空気を先に燃料を後に、減らすときは燃料を先に空気を後にするという操作の決まりのことで、常に空気が過剰な側を通… (1回出題)
燃料及び燃焼に関する知識
液体燃料の性質
重油の性質とは、動粘度による1種(A重油)〜3種(C重油)の分類、引火点100℃前後・着火点250〜400℃程度、C/H比が大きいほどすすが出や… (10回出題)
低温腐食の防止対策(一級)
低温腐食の防止対策とは、硫酸の露点以下に冷えた面で起こる腐食を防ぐために、エコノマイザや空気予熱器の表面温度を再循環や給水加熱器で高く保ち、露点… (10回出題)
気体燃料の種類
気体燃料とは、天然ガス(湿性・乾性)・LPG・オフガス・バイオガスなどのガス状の燃料のこと。 (9回出題)
重油バーナ(一級)
アトマイザとは、噴霧式油バーナで燃料油を霧状に微粒化し、バーナ中心から炉内へ円すい状に噴射する装置のこと。 (9回出題)
液体燃料の供給装置
液体燃料の供給装置とは、サービスタンクから噴燃ポンプで昇圧し、主油加熱器で噴霧に適した粘度まで温め、ストレーナを通してバーナへ送る一連の装置のこ… (9回出題)
通風(自然通風・押込・誘引・平衡)
通風とは、燃焼用空気を炉に送り燃焼ガスを煙突から出す力のことで、煙突内外のガスの密度差による自然通風(Z=(ρa−ρb)gH)と、押込・誘引・平… (9回出題)
重油の燃焼状態と加熱温度
重油の燃焼状態とは、炎の色・形・煙などから読み取る燃焼の良否のことで、加熱温度や空気量の過不足がそのまま現れる。 (8回出題)
燃焼室が具備すべき要件
燃焼室が具備すべき要件とは、火炎が伝熱面や炉壁を直射しない構造、着火を容易にするバーナタイル、燃焼温度に耐える耐火材、漏入・漏出と放射熱損失の少… (5回出題)
重油の添加剤
重油の添加剤とは、燃焼促進剤・水分分離剤・流動点降下剤・低温腐食防止剤・高温腐食防止剤など、重油の欠点を補うために加える薬剤のこと。 (5回出題)
NOxの低減方法
NOxの低減とは、燃焼室燃焼負荷の低減・濃淡燃焼・二段燃焼・排ガス再循環・予熱空気温度の引下げなどにより、窒素酸化物の生成を抑えること。 (5回出題)
ばいじん・すす・ダスト
ばいじんとは、燃焼で生じて排ガスとともに出る固体粒子のことで、酸素不足などで炭素が遊離炭素のまま残ったすすと、灰分が主体のダストからなる。 (4回出題)
燃焼計算(空気比・乾き燃焼ガス)
空気比とは、実際に送った空気量を理論空気量で割った値のことで、完全燃焼のために余分に空気を送るので必ず1より大きく、乾き燃焼ガス量は理論乾き燃焼… (4回出題)
関係法令
伝熱面積の算定
伝熱面積の算定とは、ボイラー則第2条に基づき、火気・燃焼ガスに触れ裏面が水に触れる部分の面積を数える決まりのことで、エコノマイザや過熱器は算入せ… (10回出題)
検査と検査証
ボイラー検査証とは、落成検査に合格したボイラーに交付される使用の許可証のことで、有効期間は原則1年、更新には登録性能検査機関の性能検査を受け、事… (10回出題)
定期自主検査
定期自主検査とは、1か月以内ごとに1回、ボイラー本体・燃焼装置・自動制御装置・附属装置及び附属品の4項目について異常の有無を調べ、記録を3年間保… (10回出題)
水面測定装置
水面測定装置とは、ボイラーの水位を確かめるガラス水面計・験水コックなどのことで、ガラス水面計は2個以上、水柱管の蒸気側連絡管の取付け口は最高水位… (10回出題)
安全弁の個数と取付け
安全弁の個数と取付けとは、蒸気ボイラーには安全弁を2個以上(伝熱面積50m²以下は1個でよい)、本体の検査しやすい位置に弁軸を鉛直にして直接取り… (8回出題)
ボイラーの設置場所等
ボイラーの設置場所等とは、伝熱面積3m²を超えるボイラーは専用の建物または障壁で区画されたボイラー室に設置し、最上部から上方の構造物まで1.2m… (8回出題)
ボイラー取扱作業主任者の職務
ボイラー取扱作業主任者の職務とは、圧力・水位・燃焼状態の監視、急激な負荷変動の回避、最高使用圧力の厳守、安全弁の機能保持、1日1回以上の水面測定… (5回出題)
自動給水調整装置と低水位燃料遮断装置
自動給水調整装置と低水位燃料遮断装置とは、ボイラーごとに設ける水位を保つ装置と、自動給水調整装置を有するボイラー(貫流ボイラーを除く)に水位が下… (5回出題)
給水装置(法令)
給水装置とは、蒸気ボイラーに最大蒸発量以上を給水できるよう備える装置のことで、燃料を遮断しても熱供給が続くボイラーには随時単独に給水できる装置を… (5回出題)
鋳鉄製ボイラー(法令)
鋳鉄製ボイラーの法令とは、構造規格第2編が定める決まりのことで、蒸気ボイラーには安全弁とガラス水面計2個以上、温水ボイラーには逃がし弁と水高計、… (5回出題)
附属品の管理
附属品の管理とは、ボイラー則第28条が定める附属品の扱いのことで、安全弁を最高使用圧力以下で作動するよう調整し、圧力計の目盛りに最高使用圧力を表… (4回出題)
燃焼安全装置
燃焼安全装置とは、異常消火や燃焼用空気の異常な供給停止を自動的に検出して直ちに燃料の供給を遮断する装置のことで、動力源が停止したときは燃料を遮断… (4回出題)
ボイラー取扱作業主任者の選任区分
ボイラー取扱作業主任者の選任区分とは、取り扱うボイラーの伝熱面積の合計に応じて、500m²以上は特級、25m²以上500m²未満は一級以上、25… (4回出題)
ボイラー室の管理等
ボイラー室の管理等とは、ボイラー則第29条が定める決まりのことで、引火しやすいものを持ち込ませず、関係者以外の立入りを禁止して掲示し、ボイラー検… (4回出題)
貫流ボイラーの附属品の特例
貫流ボイラーの附属品の特例とは、構造規格で貫流ボイラーにだけ認められた扱いのことで、安全弁は過熱器の出口付近に最大蒸発量以上の吹出し量のものを取… (2回出題)