一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

ばいじん・すす・ダスト

ばいじんとは、燃焼で生じて排ガスとともに出る固体粒子のことで、酸素不足などで炭素が遊離炭素のまま残ったすすと、灰分が主体のダストからなる。

定義・原理から導けます
覚えること
すす=燃焼反応が冷却などで中断されたり酸素不足のときに、分解した炭素がそのまま遊離炭素として残ったもの。
ダスト=灰分が主体で、これに若干の未燃分が含まれたもの。
この2つの説明の入れ替えが定番。「すす=炭」「ダスト=灰」と対応させる。
ばいじんは慢性気管支炎などの発症に影響する。
抑制策:空気比を適切に保つ/燃料と空気の混合を良くする/燃焼温度を高く保つ/燃焼滞留時間を長く保つ。
まちがえやすいところ
すすとダストの定義を入れ替える。
確認に使った資料
すす=炭、ダスト=灰(ちり)という語義から説明できる

なぜそうなのか

すす=炭、ダスト=灰。すすは燃え損ねた炭素(燃焼が中断されたり酸素が足りなかったりして遊離炭素のまま残ったもの)、ダストは燃えたあとに残る灰分が主体。「燃え残り」か「燃えかす」かで区別すれば、定義の入れ替えに気づける。抑制策(空気比を適切に・混合よく・温度高く・滞留時間長く)はすべて炭素を燃やし切るための条件で、すす側の対策として一本につながる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問29(B)
ダストは、燃焼反応が冷却などにより中断されたり、酸素が十分に供給されないことなどにより、分解した炭素がそのまま遊離炭素として残存したものである。
教科書ではこう
すす=燃焼反応が冷却などで中断されたり酸素不足のときに、分解した炭素がそのまま遊離炭素として残ったもの。
ダスト=灰分が主体で、これに若干の未燃分が含まれたもの。
この2つの説明の入れ替えが定番。「すす=炭」「ダスト=灰」と対応させる。
ばいじんは慢性気管支炎などの発症に影響する。
抑制策:空気比を適切に保つ/燃料と空気の混合を良くする/燃焼温度を高く保つ/燃焼滞留時間を長く保つ。
まちがえやすいところすすとダストの定義を入れ替える。
この記述は誤り。この説明は「すす」。炭が残ったものだから黒い。ダストは灰が主体。
資料:この内容の出題を全部読む(4回分の全文・正誤・解説)

4 回出題(正しい記述 2/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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