一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

ディフューザポンプの取扱い

ディフューザポンプとは、羽根車の外側に案内羽根を持つ遠心ポンプのことで、ボイラーの給水ポンプに使われる。

公表問題で確認済み
覚えること
ディフューザポンプ(渦巻ポンプに案内羽根を付けたもの)の取扱い。
運転前:空気抜きコックを全開にし呼び水口から注水して空気を十分に抜く。
グランドパッキンシール式の軸は、運転中に少量の水が「連続して滴下する」程度に締める(水漏れゼロまで締めると軸が焼き付く)。メカニカルシール式はほとんど漏れない。
起動:吐出し弁を閉じた状態で起動し、徐々に開く(全開起動は過電流になる)。
停止:吐出し弁を徐々に閉じて全閉にしてから電動機を止める。
まちがえやすいところ
グランドパッキンを「水漏れがないことを確認する」とする。起動・停止の弁と電動機の順序を逆にする。
確認に使った資料
空気抜き・呼び水、運転中の確認事項は公表問題の正しい選択肢で確定。「グランドパッキン式は水漏れがないことを確認」版・「電動機を止めてから弁を閉める」版は誤り選択肢

なぜそうなのか

グランドパッキンシール式の軸は少量の水が連続して滴下する程度が正常——この水は潤滑と冷却のためのもので、漏れゼロまで締めると軸が焼き付く。「水漏れがないことを確認」版は公式の誤り選択肢。停止は吐出し弁を徐々に閉めてから電動機を止める——負荷を落としてから止める順で、逆にした版も誤り選択肢になっている。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年10月公表 問15(D)
運転を停止するときは、ポンプ駆動用電動機を止めた後、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にする。
教科書ではこう
ディフューザポンプ(渦巻ポンプに案内羽根を付けたもの)の取扱い。
運転前:空気抜きコックを全開にし呼び水口から注水して空気を十分に抜く。
グランドパッキンシール式の軸は、運転中に少量の水が「連続して滴下する」程度に締める(水漏れゼロまで締めると軸が焼き付く)。メカニカルシール式はほとんど漏れない。
起動:吐出し弁を閉じた状態で起動し、徐々に開く(全開起動は過電流になる)。
停止:吐出し弁を徐々に閉じて全閉にしてから電動機を止める。
まちがえやすいところグランドパッキンを「水漏れがないことを確認する」とする。起動・停止の弁と電動機の順序を逆にする。
この記述は誤り。先に電動機を止めると、ボイラー側の圧力で水が逆流する。弁を閉じてから止める。順序が逆。
資料:この内容の出題を全部読む(4回分の全文・正誤・解説)

4 回出題(正しい記述 2/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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