一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

沸水防止管・デミスタ

沸水防止管とは、胴の蒸気出口の直下に設けた多数の穴あきパイプのことで、蒸気の流れの向きを変えて水滴を分離する気水分離器の一種。デミスタは金網を重ねて水滴を捕まえる別方式。

公表問題で確認済み
覚えること
沸水防止管は多数の穴の開いたパイプの上部から蒸気を取り入れ、流れの方向を変えて水滴を分離する。胴の蒸気出口直下に設ける。
デミスタは金網を重ねたものに蒸気を通して水滴を分離する。どちらも気水分離器の一種。
まちがえやすいところ
沸水防止管の取入れ位置を「下部から」にする。
確認に使った資料
沸水防止管・デミスタとも令和8年4月 問7の正しい選択肢で確定(デミスタは令和7年10月にも正しい選択肢)

なぜそうなのか

どちらも狙いは同じで、蒸気に混じった水滴(キャリオーバの素)を胴の出口で捕まえること。沸水防止管は流れの向きを急に変える——水滴は蒸気より重いので曲がり切れずに落ちる(慣性で落とす)。デミスタは金網の細かい網目に水滴をぶつけて捕まえる(網で受ける)。慣性か、網か——方式の違いだけで、仕事は同じ。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問7(2)
沸水防止管は、多数の穴の開いたパイプの上部から蒸気を取り入れ、蒸気流の方向を変えて水滴を蒸気から気水分離するもので、胴の蒸気出口直下に設けられる。
教科書ではこう
沸水防止管は多数の穴の開いたパイプの上部から蒸気を取り入れ、流れの方向を変えて水滴を分離する。胴の蒸気出口直下に設ける。
デミスタは金網を重ねたものに蒸気を通して水滴を分離する。どちらも気水分離器の一種。
まちがえやすいところ沸水防止管の取入れ位置を「下部から」にする。
この記述は正しい。上から取り入れて向きを変えることで、重い水滴を振り落とす。
資料:この内容の出題を全部読む(3回分の全文・正誤・解説)

3 回出題(正しい記述 3/誤りの記述 0)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

どこなぜ過去問すべての選択肢に「どこが誤りか・なぜそうなのか」を付けた、無料の過去問サイトです。
ボイラー・クレーン・衛生管理者など7つの免許試験を収録しています。