一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

鏡板・管板と形状による強度

鏡板とは、胴やドラムの両端を覆っている部分のことで、煙管ボイラーのように管を取り付ける鏡板は特に管板という。

公表問題で確認済み
覚えること
鏡板=胴やドラムの両端を覆う部分。管を取り付ける鏡板は特に管板という。
同材質・同径・同厚なら全半球形鏡板が最も強度が高い。強度の順は全半球形>半だ円体形>さら形>平鏡板。
だ円形マンホールを胴に設けるときは短径部を胴の長手方向に配置する。
まちがえやすいところ
全半球形と半だ円体形の強度を逆にする。マンホールの長径・短径の向きを逆にする。
確認に使った資料
鏡板・管板の定義は公表2回分の正しい選択肢で確定。強度の順は「全半球形が半だ円体形より低い」(誤り選択肢)と「さら形は全半球形より低い」(正しい選択肢)で確定

なぜそうなのか

強度の順は全半球形>半だ円体形>さら形>平鏡板——丸いほど強いの一言で覚えられる。球面は圧力を面全体で受け流すが、平らな板は真っ向から受け止めるので、同じ厚さなら弱い。だから平鏡板にはステーによる補強が要る、と次の論点にもつながる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問5(2)
全半球形鏡板は、同材質、同径、同厚の場合、半だ円体形鏡板より強度が低い。
教科書ではこう
鏡板=胴やドラムの両端を覆う部分。管を取り付ける鏡板は特に管板という。
同材質・同径・同厚なら全半球形鏡板が最も強度が高い。強度の順は全半球形>半だ円体形>さら形>平鏡板。
だ円形マンホールを胴に設けるときは短径部を胴の長手方向に配置する。
まちがえやすいところ全半球形と半だ円体形の強度を逆にする。マンホールの長径・短径の向きを逆にする。
この記述は誤り。強度の順は全半球形>半だ円体形>さら形>平鏡板。全半球形がいちばん強い。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和8年4月公表 問5(2)=誤り
全半球形鏡板は、同材質、同径、同厚の場合、半だ円体形鏡板より強度が低い。
○ 令和7年4月公表 問5(3)=正しい
皿形鏡板は、同材質、同径、同厚の場合、全半球形鏡板より強度が低い。
資料:この内容の出題を全部読む(2回分の全文・正誤・解説)

2 回出題(正しい記述 1/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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