一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

ボイラー取扱作業主任者の職務

ボイラー取扱作業主任者の職務とは、圧力・水位・燃焼状態の監視、急激な負荷変動の回避、最高使用圧力の厳守、安全弁の機能保持、1日1回以上の水面測定装置の点検、自動制御装置の点検・調整、ばい煙濃度と異常の記録など、ボイラー則が定める作業主任者の仕事のこと。

条文・公的資料で確認済み
覚えること
ボイラー取扱作業主任者の職務。①圧力・水位・燃焼状態を監視 ②急激な負荷変動を与えない ③最高使用圧力をこえて圧力を上昇させない ④安全弁の機能保持 ⑤1日1回以上水面測定装置の機能点検 ⑥低水位燃焼遮断装置・火炎検出装置その他の自動制御装置の点検・調整 ⑦ばい煙の測定濃度及び取扱い中の異常の有無を記録 ほか。
⚠ 休止中のボイラーの保存状態の確認は職務に入っていない。
まちがえやすいところ
職務に無いものを混ぜる(休止中の保存状態の確認など)。
確認に使った資料
ボイラー及び圧力容器安全規則 第25条

なぜそうなのか

職務の一覧は「運転中のボイラーを安全に保つ仕事」でできている。監視(圧力・水位・燃焼状態)、操作の節度(急激な負荷変動を与えない、最高使用圧力をこえない)、安全装置の維持(安全弁・水面測定装置・自動制御装置)、そして記録。休止中のボイラーの保存状態の確認が入っていないのは、この職務が運転中を対象にしているから——「いま運転している釜の番人」と読み替えると、混ぜ込まれた偽の職務に気づける。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問34(2)
休止中のボイラーがある場合、1日に1回以上、当該ボイラーの保存状態を確認すること。
教科書ではこう
ボイラー取扱作業主任者の職務。①圧力・水位・燃焼状態を監視 ②急激な負荷変動を与えない ③最高使用圧力をこえて圧力を上昇させない ④安全弁の機能保持 ⑤1日1回以上水面測定装置の機能点検 ⑥低水位燃焼遮断装置・火炎検出装置その他の自動制御装置の点検・調整 ⑦ばい煙の測定濃度及び取扱い中の異常の有無を記録 ほか。
⚠ 休止中のボイラーの保存状態の確認は職務に入っていない。
まちがえやすいところ職務に無いものを混ぜる(休止中の保存状態の確認など)。
この記述は誤り。作業主任者の職務は運転中のボイラーの監視や点検が中心。休止中の保存状態の確認は職務に挙げられていない。

根拠となる条文

法令の条文は著作権の対象外なので、全文をそのまま載せています。

ボイラー及び圧力容器安全規則 第25条(ボイラー取扱作業主任者の職務)— 条文全文
(ボイラー取扱作業主任者の職務)
第二十五条
事業者は、ボイラー取扱作業主任者に次の事項を行わせなければならない。
一
圧力、水位及び燃焼状態を監視すること。
二
急激な負荷の変動を与えないように努めること。
三
最高使用圧力をこえて圧力を上昇させないこと。
四
安全弁の機能の保持に努めること。
五
一日に一回以上水面測定装置の機能を点検すること。
六
適宜、吹出しを行ない、ボイラー水の濃縮を防ぐこと。
七
給水装置の機能の保持に努めること。
八
低水位燃焼しや断装置、火炎検出装置その他の自動制御装置を点検し、及び調整すること。
九
ボイラーについて異状を認めたときは、直ちに必要な措置を講じること。
十
排出されるばい煙の測定濃度及びボイラー取扱い中における異常の有無を記録すること。
2
ボイラーの運転の状態に係る異常があつた場合に当該ボイラーを安全に停止させることができる機能その他の機能を有する自動制御装置であつて厚生労働大臣の定める技術上の指針に適合していると所轄労働基準監督署長が認定したものを備えたボイラーについては、前項第五号の水面測定装置の機能の点検を三日に一回以上とすることができる。
3
前項の所轄労働基準監督署長の認定を受けようとする者は、適合自動制御ボイラー認定申請書(様式第十七号)に、当該申請に係る自動制御装置が前項の厚生労働大臣が定める技術上の指針に適合していることを厚生労働大臣の登録を受けた者が明らかにする書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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