一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

炉筒の取付けと波形炉筒

波形炉筒とは、炉筒の筒を波状に成形したもののことで、平形炉筒に比べて熱による伸縮を吸収でき、外圧に対する強度も高い。

公表問題で確認済み
覚えること
炉筒の鏡板への取付けは、鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで突合せ溶接で行う。
波形炉筒は平形炉筒に比べ、熱による伸縮を吸収でき、外圧に対する強度も高い(そのかわり製作が難しく、スケールが付きやすい)。
まちがえやすいところ
波形炉筒の強度を平形より低いとする。
確認に使った資料
令和8年4月 問5(3)(4)の正しい選択肢で確定。令和6年10月 問5(4)は「すみ肉溶接」にした誤り版

なぜそうなのか

波形の意味は蛇腹と同じ——波打っていれば軸方向に伸び縮みできるし、波の山と谷がリブの役割をして外からの圧力にも強い。段ボールが平らな紙より硬いのと同じ理屈。鏡板への取付けは、鏡板を内方に折り込んでの突合せ溶接。公式では「すみ肉溶接」とした版が誤りとされている。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問5(3)
炉筒の鏡板への取付けは、一般に鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで、突合せ溶接によって行う。
教科書ではこう
炉筒の鏡板への取付けは、鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで突合せ溶接で行う。
波形炉筒は平形炉筒に比べ、熱による伸縮を吸収でき、外圧に対する強度も高い(そのかわり製作が難しく、スケールが付きやすい)。
まちがえやすいところ波形炉筒の強度を平形より低いとする。
この記述は正しい。折り込んでから溶接することで、熱による伸縮を逃がせるようにする。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和6年10月公表 問5(4)=誤り
炉筒の鏡板への取付けは、鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで、すみ肉溶接によって行うのが一般的である。
○ 令和6年4月公表 問2(5)=正しい
炉筒の鏡板への取付けは、一般に、鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで、突合せ溶接によって行う。
✕ 令和6年10月公表 問5(4)=誤り
炉筒の鏡板への取付けは、鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで、すみ肉溶接によって行うのが一般的である。
○ 令和8年4月公表 問5(3)=正しい
炉筒の鏡板への取付けは、一般に鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで、突合せ溶接によって行う。
資料:この内容の出題を全部読む(2回分の全文・正誤・解説)

2 回出題(正しい記述 2/誤りの記述 0)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

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