一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

流量計(面積式・差圧式・容積式)

差圧式流量計とは、管の中のオリフィスなどの絞り機構の入口と出口の差圧を測り、流量が差圧の平方根に比例することを利用して流量を測る計器のこと。

公表問題で確認済み
覚えること
差圧式(絞り機構式)流量計=ベンチュリ管やオリフィスの入口と出口の差圧の平方根に比例。
面積式流量計=テーパ管の中のフロートが浮く高さ(=流路面積)から流量を読む。
容積式流量計=だ円形歯車2個の回転数に比例。
まちがえやすいところ
面積式に差圧式の説明をあてる(この科目の定番)。
確認に使った資料
差圧式=平方根・容積式は公表問題の正しい選択肢で確定。「差圧の二乗」版と、面積式に絞り機構の説明をあてた版は誤り選択肢(面積式の正しい説明は教本由来)

なぜそうなのか

差圧に効くのは流速の2乗——だから逆に流量を知るには平方根を取る。「差圧の二乗に比例」と書かれた版は公式で誤り選択肢(向きが逆)。容積式はだ円歯車2個のすき間で量り売りする方式なので回転数に比例、面積式はテーパ管の中の浮き(フロート)の高さで読む——3方式は測る原理がまったく別。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問8(2)
面積式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。
教科書ではこう
差圧式(絞り機構式)流量計=ベンチュリ管やオリフィスの入口と出口の差圧の平方根に比例。
面積式流量計=テーパ管の中のフロートが浮く高さ(=流路面積)から流量を読む。
容積式流量計=だ円形歯車2個の回転数に比例。
まちがえやすいところ面積式に差圧式の説明をあてる(この科目の定番)。
この記述は誤り。これは差圧式(絞り機構式)の説明。面積式はフロートが浮く高さで読む方式で、名前のとおり面積を使う。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和8年4月公表 問8(2)=誤り
面積式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。
○ 令和7年10月公表 問9(5)=正しい
差圧式流量計は、流体が流れている管の中にオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。
✕ 令和7年4月公表 問8(5)=誤り
差圧式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の二乗に比例することを利用している。
○ 令和7年10月公表 問9(5)=正しい
差圧式流量計は、流体が流れている管の中にオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 3/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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