一級ボイラー技士 / 論点
燃焼量の増減の順序
燃焼量の増減の順序とは、増やすときは空気を先に燃料を後に、減らすときは燃料を先に空気を後にするという操作の決まりのことで、常に空気が過剰な側を通ることで酸素不足による未燃ガスと逆火・爆発を防ぐ。
定義・原理から導けます
覚えること
燃焼量を増やすとき=空気が先、燃料が後。減らすとき=燃料が先、空気が後。
——どちらの向きでも「空気が過剰な側」を通るように操作する。燃料が先に増えたり空気が先に減ったりすると、酸素不足で未燃ガスが出て逆火・爆発につながる。
まちがえやすいところ
「燃焼量を減少させる場合は、必ず先に空気量を減らす」と順序を逆にする。
確認に使った資料
未燃ガスを出さない、という一点から両方向とも導ける
なぜそうなのか
増やすときは空気が先、減らすときは燃料が先——ばらばらに覚えなくてよい。どちらの向きでも「空気が余っている側」を通る、という一本のルールになっている。逆にすると一時的に燃料過多(酸素不足)になり、未燃ガスが炉内にたまって逆火・ガス爆発の種になる。「火を大きくしたいならまず空気、しぼりたいならまず燃料」と口ずさめる形で覚えるとよい。
この論点、1問だけ
知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。
令和8年4月公表 問12(D)
燃焼量を減少させる場合には、必ず先に空気量を減らし、その後、燃料量を減らす。
教科書ではこう
燃焼量を増やすとき=空気が先、燃料が後。減らすとき=燃料が先、空気が後。
——どちらの向きでも「空気が過剰な側」を通るように操作する。燃料が先に増えたり空気が先に減ったりすると、酸素不足で未燃ガスが出て逆火・爆発につながる。
まちがえやすいところ「燃焼量を減少させる場合は、必ず先に空気量を減らす」と順序を逆にする。
この記述は誤り。空気を先に減らすと一瞬だけ酸素不足になる。減らすときは燃料が先。増やすときは空気が先。
正しい書き方と並べて読む
この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。
✕ 令和8年4月公表 問12(4)=誤り
燃焼量を減少させる場合には、必ず先に空気量を減らし、その後、燃料量を減らす。
○ 令和5年10月公表 問12(3)=正しい
運転中、燃焼量を減少させる場合は、先に燃料量を減らし、その後空気量を減らす。
資料:この内容の出題を全部読む(1回分の全文・正誤・解説)
1 回出題(正しい記述 0/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。
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