移動式クレーン

移動式クレーン運転士 / 論点

力の合成・分解とモーメント

力の合成とは、二つ以上の力を同じ働きをする一つの力(合力)にまとめることで、一点に働く二力の合力は平行四辺形の対角線として求められる。

公表問題で確認済み
覚えること
一点に働く二つの力の合成は平行四辺形の対角線——物体は合力の方向に動く(大きい力の方向ではない)。一直線上で逆向きの二力の合力は大きさの差。力のモーメントはM=F×L(Lは回転軸の中心から力の作用線に下ろした垂線の長さ)。力の作用点は作用線上なら移しても効果は変わらない(線の外へ移すと変わる)。
まちがえやすいところ
動く方向を「大きい力の方向」にすり替える——令和6年10月に正しい版(合力の方向に動く)が出ている。
確認に使った資料
力学の基礎(物理として導出可能)+公表試験問題の突き合わせ

なぜそうなのか

「大きい方に動く」はもっともらしいが、斜めの綱引きを想像すると誤りに気づく——動く向きは二つの力の間、つまり合力の向き。クレーン限定・揚貨と共通の論点で、誤り肢の型まで同じ。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

令和8年4月公表 問31(1)=誤り
小さな物体の一点に大きさが異なり向きが一直線上にない二つの力が作用して物体が動く、その物体は大きい力の方向に動く。
令和6年10月公表 問31(3)=正しい
小さな物体の一点に向きが一直線上にない二つの力が作用すると、その物体はそれらの合力の方向に動く。

移動式クレーン運転士

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5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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