クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定)令和7年10月公表 / 問10

令和7年10月公表 問10

クレーンに関する知識 全5肢

クレーンの運転時の取扱い方法及び注意事項に関する記述について、次の5つを1つずつ判定してください。
適切でないものは、どこがなぜ適切でないかまで答えてください。適切なものは「正しい」を選んでください。
この問題に「正解の番号」はありません。5つそれぞれが1問だと思って判定してください。
×をつけると、その文が区切られます。おかしいところを押して、理由まで選んでください。
1
無線操作方式のクレーンで、運転者自身が玉掛け作業を行うときは、必要な運転作業に迅速に対応できるよう、制御器は電源スイッチを「入」にした状態で、他の者が操作できない場所に置いておく。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

2
床上操作式クレーンである天井クレーンでつり荷を移動させるときは、つり荷の運搬経路及び荷下ろし位置の安全確認のため、つり荷が向かう方向の前側に立ち、つり荷とともに歩きながら操作する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

3
つり荷を下ろしたときに玉掛け用ワイヤロープが挟まり手で抜けなくなった場合は、周囲に人がいないことを確認してから、クレーンの巻上げ運転で玉掛け用ワイヤロープを荷から引き抜く。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

4
停止時の荷振れを防止するために行う追いノッチは、移動を続けるつり荷が目標位置の少し手前まで来たときに移動の操作を一旦停止し、慣性で移動を続けるつり荷が振り切れた後、ホイストの真下に戻ってきたときに再び移動のスイッチを入れ、その直後に移動のスイッチを切り、つり荷を停止させる手順で行う。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

5
ジブクレーンで荷をつるときは、マストやジブのたわみにより作業半径が大きくなるので、定格荷重に近い質量の荷をつる場合には、つり上げる荷の質量が、たわみにより大きくなったときの作業半径における定格荷重をこえないことを確認する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

解答と解説をすべて見る

出題時の問い方:「クレーンの運転時の取扱い方法及び注意事項に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。」 正答(5)

(1) 誤り1回のみ出題

無線操作方式のクレーンで、運転者自身が玉掛け作業を行うときは、必要な運転作業に迅速に対応できるよう、制御器は電源スイッチを「入」にした状態で、他の者が操作できない場所に置いておく。

電源が入ったままだと、何かに触れて誤って動き出すおそれがある。玉掛けの間は切る。

誤り箇所:「制御器は電源スイッチを「入」にした状態で、」

理由:電源が入ったままだと誤って動き出すおそれがあるので、玉掛けの間は「切」にするから

⚠ 大小・可否・方向の逆おぼえ

この論点:運転時にしてはいけないこと

(2) 誤り公式差分で確認済み

床上操作式クレーンである天井クレーンでつり荷を移動させるときは、つり荷の運搬経路及び荷下ろし位置の安全確認のため、つり荷が向かう方向の前側に立ち、つり荷とともに歩きながら操作する。

つり荷の進む先に立つと、荷が振れたときに逃げられない。前方には立たない。

誤り箇所:「つり荷が向かう方向の前側に立ち、」

理由:つり荷の進む先に立つと荷が振れたときに逃げられないので、前方には立たないから

⚠ 大小・可否・方向の逆おぼえ

令和8年4月 問10(2)にも一字一句同じ文が出題され、そちらでも誤りとされている。

この論点:運転時にしてはいけないこと

(3) 誤り公式差分で確認済み

つり荷を下ろしたときに玉掛け用ワイヤロープが挟まり手で抜けなくなった場合は、周囲に人がいないことを確認してから、クレーンの巻上げ運転で玉掛け用ワイヤロープを荷から引き抜く。

巻上げで引き抜くとロープが切れたり荷が急に動いたりして危険。人の有無に関係なく行ってはいけない。

誤り箇所:「クレーンの巻上げ運転で玉掛け用ワイヤロープを荷から引き抜く。」

理由:巻上げで引き抜くのはロープの切断や荷の急な動きを招くため、人の有無にかかわらず行ってはいけないから

⚠ 対象の範囲を広く/狭く覚えている

令和8年4月 問10(1)にも一字一句同じ文が出題され、そちらでも誤りとされている。

この論点:運転時にしてはいけないこと

(4) 誤り公式差分で確認済み

停止時の荷振れを防止するために行う追いノッチは、移動を続けるつり荷が目標位置の少し手前まで来たときに移動の操作を一旦停止し、慣性で移動を続けるつり荷が振り切れた後、ホイストの真下に戻ってきたときに再び移動のスイッチを入れ、その直後に移動のスイッチを切り、つり荷を停止させる手順で行う。

荷が前に振れ切った瞬間は速度がゼロ。そのときトロリを荷の真下へ動かすと振れが消える。真下に戻ってきたときは荷の速度が最大で、動かしても止まらない。

誤り箇所:「慣性で移動を続けるつり荷が振り切れた後、ホイストの真下に戻ってきたときに」

理由:振れが止まるのは荷の速度がゼロになる「振り切った瞬間」にトロリを真下へ運んだときで、真下に戻ったときでは止まらないから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

令和8年4月 問10(3)にも同じ文があり、そちらでも誤りとされている。正しい書き方はまだ確認できていない。

この論点:追いノッチ

(5) 正しい1回のみ出題

ジブクレーンで荷をつるときは、マストやジブのたわみにより作業半径が大きくなるので、定格荷重に近い質量の荷をつる場合には、つり上げる荷の質量が、たわみにより大きくなったときの作業半径における定格荷重をこえないことを確認する。

荷をつるとジブがたわんで作業半径が広がる。作業半径が広がるとその位置での定格荷重は小さくなるので、確認が要る。

この論点:ジブのたわみと作業半径

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」(令和7年10月公表)

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