一級ボイラー

一級ボイラー技士令和8年4月公表 / 問17

令和8年4月公表 問17

ボイラーの取扱いに関する知識 全5肢

ボイラー水中の不純物に関する記述について、適切でないものについて、次の5つを1つずつ判定してください。
適切でないものは、どこがなぜ適切でないかまで答えてください。適切なものは「正しい」を選んでください。
この問題に「正解の番号」はありません。5つそれぞれが1問だと思って判定してください。
×をつけると、その文が区切られます。おかしいところを押して、理由まで選んでください。
1
スケールの熱伝導率は、軟鋼の1/20〜1/100程度であり、伝熱面にスケールが付着すると、ボイラー水による伝熱面の冷却が不十分となり、伝熱面の温度が上昇する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

2
スケールは、一般的にカルシウムの塩類が主成分となるが、その他マグネシウム塩、共存する溶解性蒸発残留物などの作用により生じることもある。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

3
硫酸塩類やけい酸塩類のスケールは、熱分解しないで伝熱面に硬く固着して除去しにくい。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

4
スラッジは、主としてカルシウム、マグネシウムの炭酸水素塩が熱分解して生じた炭酸塩、水酸化物とりん酸塩である。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

5
懸濁物は、溶解性蒸発残留物が濃縮されたもので、水中に浮遊し、キャリオーバの原因となる。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

解答と解説をすべて見る

出題時の問い方:「ボイラー水中の不純物に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。」 正答(5)

(1) 正しい公式差分で確認済み

スケールの熱伝導率は、軟鋼の1/20〜1/100程度であり、伝熱面にスケールが付着すると、ボイラー水による伝熱面の冷却が不十分となり、伝熱面の温度が上昇する。

熱を通しにくいので、付くと熱がこもって伝熱面が焼ける。

二級の令和7年10月 問19(4)にも「スケールの熱伝導率は炭素鋼より低い」として正しい肢が出ている。一級は倍率まで問われる。

この論点:スケール・スラッジ・懸濁物

(2) 正しい1回のみ出題

スケールは、一般的にカルシウムの塩類が主成分となるが、その他マグネシウム塩、共存する溶解性蒸発残留物などの作用により生じることもある。

主役はカルシウムだが、他のものからもできる。

この論点:スケール・スラッジ・懸濁物

(3) 正しい1回のみ出題

硫酸塩類やけい酸塩類のスケールは、熱分解しないで伝熱面に硬く固着して除去しにくい。

熱で分解しないので、こびりついたまま残る。

この論点:スケール・スラッジ・懸濁物

(4) 正しい1回のみ出題

スラッジは、主としてカルシウム、マグネシウムの炭酸水素塩が熱分解して生じた炭酸塩、水酸化物とりん酸塩である。

熱分解してできた軟らかい沈殿物がスラッジ。

この論点:スケール・スラッジ・懸濁物

(5) 誤り公式差分で確認済み

懸濁物は、溶解性蒸発残留物が濃縮されたもので、水中に浮遊し、キャリオーバの原因となる。

懸濁物は「溶けていない」もの。溶解性蒸発残留物が濃縮してできるのはスケールやスラッジのほう。

誤り箇所:「溶解性蒸発残留物が濃縮されたもの」

理由:懸濁物は水に溶けずに浮遊している固形物で、溶解性蒸発残留物が濃縮したものではないから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

二級の令和8年4月 問19・令和7年10月 問19でも懸濁物は「りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油」とされている。

この論点:スケール・スラッジ・懸濁物

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」(令和8年4月公表)

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