移動式クレーン

移動式クレーン運転士 / 論点

重心と安定

重心とは、物体の各部分に働く重力の合力の作用点のことで、どんな形の物体でも必ず1点であり、置き方を変えても物体内での位置は変わらない。

公表問題で確認済み
覚えること
重心は必ず1点で、置き方を変えても物体内での位置は変わらない(リングのように重心が物体の外部にあるものもあるが、それでも内部へ移りはしない)。重心が低いほど安定は良い。傾けたとき重心からの鉛直線が底面を通れば元に戻り、底面から外れれば倒れる。円柱の重心は上下の底面の中心を結んだ線分の中点。
まちがえやすいところ
「底面を通ると倒れる」と条件を逆にする/「重心は2点以上ある」「置き方で内部に移る」とする/「低いほど安定が悪い」と逆にする。
確認に使った資料
力学の基礎(物理として導出可能)+公表試験問題の突き合わせ(鉛直線と底面の関係は正誤両版あり)

なぜそうなのか

安定の判定は鉛直線と底面の一本勝負——通れば戻る、外れれば倒れる。つり荷でも同じ理屈が生きる:玉掛けは重心より上に掛けると荷が振れても戻る側に働く。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

令和7年10月公表 問34(4)=誤り
水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、その物体は元の位置に戻らないで倒れる。
令和7年4月公表 問34(3)=正しい
水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、その物体は元の位置に戻る。
令和6年10月公表 問34(5)=誤り
水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、その物体は元の位置に戻る。
令和7年4月公表 問34(3)=正しい
水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面をるときは、その物体は元の位置に戻る。

移動式クレーン運転士

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5 回出題(正しい記述 1/誤りの記述 4)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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