令和8年4月公表 問20 (1) — 正しい記述感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。
同じ電圧でも、流れた電流の大きさと時間、交流か直流か、体の状態で影響は変わる。
令和8年4月公表 問20 (2) — 正しい記述感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、50mAの電流が1秒間人体を流れると、心室細動を起こすおそれがあるとされている。
50mA・秒が心室細動の目安。わずか0.05Aでも1秒流れれば命に関わる。
令和8年4月公表 問20 (3) — 誤りの記述人体は身体内部の電気抵抗が皮膚の電気抵抗よりも大きいため、電気によるやけどの影響は皮膚深部には及ばないが、皮膚表面は極めて大きな傷害を受ける。
抵抗の大小が逆。人体は皮膚の電気抵抗が大きく、身体内部は小さい。だから電流が体内に入ると内部にもよく流れ、やけどは皮膚深部や体内にも及ぶ。
令和8年4月公表 問20 (4) — 正しい記述送電線に近接した場所で移動式クレーンを用いて作業を行う場合の感電災害防止対策には、柵を設ける、ポールを立てるなどにより危険範囲を明示した上で、監視員を配置し、その者の監視下で作業する方法がある。
送電線のそばでは「近づける範囲を目に見える形にして、見張りを置く」のが基本の対策。
令和8年4月公表 問20 (5) — 正しい記述移動式クレーンのジブが電路に接触した場合であっても、運転席に乗っている運転士は、運転席から離れない限り身体には電気が流れないので感電しないが、ジブが電路に接触した状態で移動式クレーンを離れようとして身体が機体と地面に同時に接すると、感電するおそれがある。
機体の上にいる間は機体と同じ電位なので電流は流れない(等電位)。降りる瞬間に機体と地面の間の橋渡しになると、体に電流が流れる。