クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定)令和7年10月公表 / 問34

令和7年10月公表 問34

クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 全5肢

均質な材料でできた固体の物体及びその荷の重心に関する記述について、次の5つを1つずつ判定してください。
適切でないものは、どこがなぜ適切でないかまで答えてください。適切なものは「正しい」を選んでください。
この問題に「正解の番号」はありません。5つそれぞれが1問だと思って判定してください。
×をつけると、その文が区切られます。おかしいところを押して、理由まで選んでください。
1
円柱の物体の重心の位置は、円柱の上下の底面の円の中心を結んだ線分の中点の位置にある。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

2
重心の位置が物体の外部にある物体であっても、置き方を変えると重心の位置が物体の内部に移動する場合がある。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

3
複雑な形状の物体の重心は、二つ以上の点になる場合があるが、重心の数が多いほどその物体の安定性は良くなる。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

4
水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、その物体は元の位置に戻る。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

5
長尺の荷をクレーンでつり上げるため、目安で重心位置を定めてその真上にフックを置き、玉掛けを行い、地切り直前まで少しだけつり上げたとき、荷が傾いた場合は、荷の実際の重心位置は目安とした重心位置よりも傾斜した荷の高い方の側にある。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

解答と解説をすべて見る

出題時の問い方:「均質な材料でできた固体の物体及びその荷の重心に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。」 正答(1)

(1) 正しい公式差分で確認済み

円柱の物体の重心の位置は、円柱の上下の底面の円の中心を結んだ線分の中点の位置にある。

均質な円柱なら中心軸の中点。

令和8年4月 問34(3)にも同じ文が出題され、そちらでも正しいとされている。

この論点:重心と安定

(2) 誤り1回のみ出題

重心の位置が物体の外部にある物体であっても、置き方を変えると重心の位置が物体の内部に移動する場合がある。

重心は物体の形で決まる固有の点。置き方を変えても物体に対する位置は動かない。

誤り箇所:「置き方を変えると重心の位置が物体の内部に移動する場合がある。」

理由:重心は物体の形で決まる固有の点なので、置き方を変えても物体に対する位置は変わらないから

⚠ 大小・可否・方向の逆おぼえ

この論点:重心と安定

(3) 誤り1回のみ出題

複雑な形状の物体の重心は、二つ以上の点になる場合があるが、重心の数が多いほどその物体の安定性は良くなる。

重心は物体に一つだけ。数が増えることはないので、数と安定性の話も成り立たない。

誤り箇所:「二つ以上の点になる場合がある」

理由:重心は物体に一つしかなく、二つ以上になることはないから

⚠ 条文や定義にない語句が足されている

この論点:重心と安定

(4) 誤り公式差分で確認済み

水平面上に置いた直方体の物体を傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、その物体は元の位置に戻る。

重心からの鉛直線が底面の中に入っていれば元に戻り、外れたら倒れる。逆になっている。

誤り箇所:「その物体は元の位置に戻る。」

理由:重心からの鉛直線が底面を外れたら倒れ、底面の中を通っていれば元に戻るので、逆になっているから

⚠ 大小・可否・方向の逆おぼえ

令和8年4月 問34(4)では「底面を通るときは倒れる」と書かれ、こちらも誤り。2回で条件を入れ替えた壊し方をされている。正しくは「底面を通る→戻る/外れる→倒れる」。

この論点:重心と安定

(5) 誤り1回のみ出題

長尺の荷をクレーンでつり上げるため、目安で重心位置を定めてその真上にフックを置き、玉掛けを行い、地切り直前まで少しだけつり上げたとき、荷が傾いた場合は、荷の実際の重心位置は目安とした重心位置よりも傾斜した荷の高い方の側にある。

重い側が下がる。だから下がった(低い)ほうに本当の重心がある。

誤り箇所:「荷の実際の重心位置は目安とした重心位置よりも傾斜した荷の高い方の側にある。」

理由:重い側が下がるので、本当の重心は下がった低い方の側にあるから

⚠ 対になる語(片/両・高/低・重い/軽い)の逆おぼえ

この論点:つり上げたときの荷の傾きと重心

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」(令和7年10月公表)

問35 →