令和8年4月公表 問30 (1) — 正しい記述軟鋼は濃硫酸には反応しにくいが、希硫酸には激しく侵され腐食する。
低温腐食で問題になるのは、凝縮してできる薄い硫酸のほう。
令和8年4月公表 問30 (2) — 正しい記述エコノマイザの低温腐食防止対策として、エコノマイザの表面温度は給水温度に左右されるため、ボイラー水又はエコノマイザ出口給水を、エコノマイザ入口水に再循環させることにより表面温度を高くする方法、給水加熱器を用いる方法、などがある。
入口の水を温めておけば、伝熱面が露点以下まで冷えない。
令和8年4月公表 問30 (3) — 誤りの記述エコノマイザの低温腐食防止対策としては、高空気比燃焼により、露点を高くする方法がある。
空気を多く入れると酸素が増えて三酸化硫黄が増え、露点が上がって余計に凝縮する。逆効果。
二級の令和8年4月 問24(2)にも「燃焼ガス中の酸素濃度を下げ、二酸化硫黄から三酸化硫黄への転換を抑制し、燃焼ガスの露点を下げる」として正しい肢が出ている。
令和8年4月公表 問30 (4) — 正しい記述空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器で予熱された空気の一部を空気予熱器の入口側空気に再循環させる方法がある。
入ってくる空気を温めておけば、伝熱面が冷えすぎない。
令和8年4月公表 問30 (5) — 正しい記述空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器の伝熱板の材料に、比較的耐食性の良いセラミックスやエナメル被覆鋼を使用する方法がある。
温度で防げないなら材料で耐える。
令和7年10月公表 問30 (1) — 誤りの記述低温腐食防止剤を用い、燃焼ガス中のSO₃と化学反応させ、非腐食性物質に変えるとともに、燃焼ガスの露点を下げて低温腐食を防止する方法があるが、添加の方法としては、燃料に混合させる方法だけである。
「〜だけ」と言い切っているのが誤り。燃焼ガス中に直接吹き込む方法もある。
令和7年10月公表 問30 (2) — 正しい記述エコノマイザの低温腐食防止対策としては、エコノマイザの表面温度は給水温度に左右されるため、給水加熱器を用いる方法、ボイラー水又はエコノマイザ出口給水を、エコノマイザ入口水に再循環させることなどにより、表面温度を高くする方法がある。
露点より高い温度に保てば結露しない。だから表面温度を上げる。
令和7年10月公表 問30 (3) — 正しい記述エコノマイザの低温腐食防止対策としては、低空気比燃焼により、燃焼ガスのO₂濃度を少なくし、SO₂からSO₃への転換率を低下させるとともに、露点も低くおさえる方法がある。
酸素が少なければSO₃ができにくく、硫酸も生じにくい。
令和7年10月公表 問30 (4) — 正しい記述空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器で予熱された空気の一部を空気予熱器に再循環させる方法がある。
入口の空気を温めておけば、伝熱面が冷えすぎない。
令和7年10月公表 問30 (5) — 正しい記述空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器の伝熱板の材料に、比較的耐食性の良いセラミックスやエナメル被覆鋼を使用する方法がある。
腐食しにくい材料を使えば、結露しても傷まない。