一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

低温腐食の防止対策(一級)

定義・原理から導けます
覚えること
低温腐食は硫酸の露点以下に冷えた面で起こる。防止策は温度を上げる/露点を下げる
エコノマイザ:ボイラー水や出口給水を入口水に再循環させて表面温度を高くする/給水加熱器を用いる。
空気予熱器:予熱された空気の一部を入口側に再循環させる/伝熱板にセラミックスやエナメル被覆鋼を使う。
高空気比燃焼は露点を「高く」してしまうので逆効果。軟鋼は濃硫酸には反応しにくいが希硫酸には激しく侵される。
まちがえやすいところ
「高空気比燃焼により露点を高くする方法がある」を防止策として出す(露点は下げるのが正しい)。
確認に使った資料
露点の原理から説明できる

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

令和8年4月公表 問30(3)=誤り
エコノマイザの低温腐食防止対策としては、空気比燃焼により、露点を高る方法がある。
令和7年10月公表 問30(3)=正しい
エコノマイザの低温腐食防止対策としては、空気比燃焼により、燃焼ガスのO₂濃度を少なくし、SO₂からSO₃への転換率を低下させるとともに、露点も低おさえる方法がある。

この論点の出題(全文)

10 回出題(正しい記述 8/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

取り違えやすい点