一級ボイラー

一級ボイラー技士 / 論点

ボイラー取扱作業主任者の選任区分

条文・公的資料で確認済み
覚えること
ボイラー取扱作業主任者の選任区分(取り扱うボイラーの伝熱面積の合計で決まる)。
500m²以上=特級(貫流ボイラーのみの場合を除く)/25m²以上500m²未満=一級以上/25m²未満=二級以上。
合計を出すときの特例貫流ボイラーは伝熱面積の10分の1、廃熱ボイラーは2分の1で算入。伝熱面積14m²以下の温水ボイラーなどは算入しない。電気ボイラーは電力設備容量20kWを1m²とみなす
例:245m²の蒸気ボイラー2基+18m²の温水ボイラー2基=526m²→特級が必要で、一級では選任できない。
まちがえやすいところ
合計が500m²を少しだけ超える組合せを作って、一級で足りるように見せる。
確認に使った資料
ボイラー及び圧力容器安全規則 第24条・労働安全衛生法施行令第20条5号

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

令和7年10月公表 問34(A)=誤り
最高使用圧力1.2MPa、伝熱面積245m²の蒸気ボイラー基及び最高使用圧力0.2MPa、伝熱面積18m²の温水ボイラー基の計4基のボイラーを取り扱う作業
令和7年10月公表 問34(D)=正しい
最高使用圧力1.6MPa、伝熱面積165m²の蒸気ボイラー基及び最高使用圧力1.6MPa、伝熱面積30m²の貫流ボイラー基の計4基のボイラーを取り扱う作業

根拠となる条文

法令の条文は著作権の対象外なので、全文をそのまま載せています。

ボイラー及び圧力容器安全規則 第24条(ボイラー取扱作業主任者の選任)— 条文全文
(ボイラー取扱作業主任者の選任)
第二十四条
事業者は、令第六条第四号の作業については、次の各号に掲げる作業の区分に応じ、当該各号に掲げる者のうちから、ボイラー取扱作業主任者を選任しなければならない。

取り扱うボイラーの伝熱面積の合計が五百平方メートル以上の場合(貫流ボイラーのみを取り扱う場合を除く。)における当該ボイラーの取扱いの作業
特級ボイラー技士免許を受けた者(以下「特級ボイラー技士」という。)

取り扱うボイラーの伝熱面積の合計が二十五平方メートル以上五百平方メートル未満の場合(貫流ボイラーのみを取り扱う場合において、その伝熱面積の合計が五百平方メートル以上のときを含む。)における当該ボイラーの取扱いの作業
特級ボイラー技士又は一級ボイラー技士免許を受けた者(以下「一級ボイラー技士」という。)

取り扱うボイラーの伝熱面積の合計が二十五平方メートル未満の場合における当該ボイラーの取扱いの作業
特級ボイラー技士、一級ボイラー技士又は二級ボイラー技士免許を受けた者(以下「二級ボイラー技士」という。)

令第二十条第五号イからニまでに掲げるボイラーのみを取り扱う場合における当該ボイラーの取扱いの作業
特級ボイラー技士、一級ボイラー技士、二級ボイラー技士又はボイラー取扱技能講習を修了した者

前項第一号から第三号までの伝熱面積の合計は、次に定めるところにより算定するものとする。

貫流ボイラーについては、その伝熱面積に十分の一を乗じて得た値を当該貫流ボイラーの伝熱面積とすること。

火気以外の高温ガスを加熱に利用するボイラーについては、その伝熱面積に二分の一を乗じて得た値を当該ボイラーの伝熱面積とすること。

令第二十条第五号イからニまでに掲げるボイラーについては、その伝熱面積を算入しないこと。

ボイラーに圧力、温度、水位又は燃焼の状態に係る異常があつた場合に当該ボイラーを安全に停止させることができる機能その他の機能を有する自動制御装置であつて厚生労働大臣の定めるものを備えたボイラーについては、当該ボイラー(当該ボイラーのうち、最大の伝熱面積を有するボイラーを除く。)の伝熱面積を算入しないことができること。
ボイラー及び圧力容器安全規則 第20条(ボイラーの据付位置)— 条文全文
(ボイラーの据付位置)
第二十条
事業者は、ボイラーの最上部から天井、配管その他のボイラーの上部にある構造物までの距離を、一・二メートル以上としなければならない。
ただし、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がないときは、この限りでない。

事業者は、本体を被覆していないボイラー又は立てボイラーについては、前項の規定によるほか、ボイラーの外壁から壁、配管その他のボイラーの側部にある構造物(検査及びそうじに支障のない物を除く。)までの距離を〇・四五メートル以上としなければならない。
ただし、胴の内径が五百ミリメートル以下で、かつ、その長さが千ミリメートル以下のボイラーについては、この距離は、〇・三メートル以上とする。

この論点の出題(全文)

4 回出題(正しい記述 3/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

取り違えやすい点