一級ボイラー

一級ボイラー技士令和8年4月公表 / 問4

令和8年4月公表 問4

ボイラーの構造に関する知識(組合せ) 全4肢

次のA〜Dを1つずつ判定してください。誤っているものは、どこが誤りかと、その理由まで答えてください。
この問題に「正解の番号」はありません。4つそれぞれが1問だと思って判定してください。本番では、この中から正しいものだけを選んだ組合せを(1)〜(5)から答えます。1つずつ言えれば必ず解けます。
×をつけると、その文が区切られます。おかしいところを押して、理由まで選んでください。
伝熱面積当たりの保有水量が多いので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が長い。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

一般に水冷壁構造であり、水冷壁管は、火炎からの強い放射熱を有効に吸収する放射伝熱面となるとともに、炉壁を保護する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

自然循環式の大容量のボイラーには、対流形過熱器とともに火炉上方に放射熱を吸収する放射形過熱器を設けたものがある。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

高温高圧のボイラーでは、本体伝熱面での吸収熱量のうち、高温ガスとの接触によって熱を受ける蒸発水管群で吸収される熱量の割合が高い。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

解答と解説をすべて見る

出題時の問い方:「水管ボイラーに関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)〜(5)のうちどれか。」 正答(4)

(A) 誤り1回のみ出題

伝熱面積当たりの保有水量が多いので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が長い。

水管ボイラーは細い管に少しの水。だから早く沸く。保有水量が多いのは丸ボイラーのほう。

誤り箇所:「伝熱面積当たりの保有水量が多いので、」

理由:水管ボイラーは保有水量が少なく、だから起動が速いのであって、記述は前提が逆だから

⚠ 大小・可否・方向の逆おぼえ

この論点:水管ボイラーの特徴

(B) 正しい1回のみ出題

一般に水冷壁構造であり、水冷壁管は、火炎からの強い放射熱を有効に吸収する放射伝熱面となるとともに、炉壁を保護する。

炉の内壁に水管を並べてあるので、熱を受け取りつつ壁を冷やしている。

この論点:水管ボイラーの特徴

(C) 正しい1回のみ出題

自然循環式の大容量のボイラーには、対流形過熱器とともに火炉上方に放射熱を吸収する放射形過熱器を設けたものがある。

大きいボイラーは火炉が高温なので、放射熱でも蒸気を過熱できる。

この論点:水管ボイラーの特徴

(D) 誤り1回のみ出題

高温高圧のボイラーでは、本体伝熱面での吸収熱量のうち、高温ガスとの接触によって熱を受ける蒸発水管群で吸収される熱量の割合が高い。

高温高圧になるほど火炉の温度が上がるので、放射で受け取る分が増える。接触(対流)ではない。

誤り箇所:「高温ガスとの接触によって熱を受ける蒸発水管群で吸収される熱量の割合が高い。」

理由:高温高圧のボイラーほど放射伝熱面である水冷壁の割合が高くなり、接触伝熱面の割合は下がるから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

この論点:水管ボイラーの特徴

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」(令和8年4月公表)