一級ボイラー

一級ボイラー技士令和7年10月公表 / 問1

令和7年10月公表 問1

ボイラーの構造に関する知識 全5肢

伝熱に関する記述について、適切でないものについて、次の5つを1つずつ判定してください。
適切でないものは、どこがなぜ適切でないかまで答えてください。適切なものは「正しい」を選んでください。
この問題に「正解の番号」はありません。5つそれぞれが1問だと思って判定してください。
×をつけると、その文が区切られます。おかしいところを押して、理由まで選んでください。
1
固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達といい、液体の沸騰又は蒸気の凝縮のように相変化を伴う場合の熱伝達率は極めて高い。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

2
平板壁の熱伝導によって伝わる熱量は、壁の両側面の温度差及び熱伝導する面積に比例し、厚さに反比例する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

3
放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが空間を隔てた他の物体面に当たり吸収される熱移動である。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

4
放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度と低温物体の絶対温度との差の四乗に比例する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

5
蒸発管等の水管での沸騰熱伝達率は大きく、水管の表面温度は、その内部流体よりも20〜30℃程度高い温度に維持される。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

解答と解説をすべて見る

出題時の問い方:「伝熱に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。」 正答(4)

(1) 正しい1回のみ出題

固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達といい、液体の沸騰又は蒸気の凝縮のように相変化を伴う場合の熱伝達率は極めて高い。

相変化のときは大量の熱がやりとりされるので、熱伝達率が跳ね上がる。

この論点:伝熱(熱伝導・熱伝達・放射伝熱)

(2) 正しい1回のみ出題

平板壁の熱伝導によって伝わる熱量は、壁の両側面の温度差及び熱伝導する面積に比例し、厚さに反比例する。

熱は温度差が大きいほど、面積が広いほど流れ、厚い壁ほど流れにくい。

この論点:伝熱(熱伝導・熱伝達・放射伝熱)

(3) 正しい1回のみ出題

放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが空間を隔てた他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

放射伝熱の定義そのもの。間に物質が無くても伝わる。

この論点:伝熱(熱伝導・熱伝達・放射伝熱)

(4) 誤り1回のみ出題

放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度と低温物体の絶対温度との差の四乗に比例する。

先に4乗してから引く(T₁⁴−T₂⁴)。引いてから4乗するのではない。順序が逆。

誤り箇所:「高温物体の絶対温度と低温物体の絶対温度との差の四乗」

理由:先に絶対温度を四乗してから差をとる(T₁⁴−T₂⁴)のであって、差を四乗するのではないから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

この論点:伝熱(熱伝導・熱伝達・放射伝熱)

(5) 正しい1回のみ出題

蒸発管等の水管での沸騰熱伝達率は大きく、水管の表面温度は、その内部流体よりも20〜30℃程度高い温度に維持される。

沸騰は熱をよく運ぶので、管の表面と中の水の温度差は小さくてすむ。

この論点:伝熱(熱伝導・熱伝達・放射伝熱)

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」(令和7年10月公表)

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