二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

重油の水分とスラッジ

重油の水分とは、燃料の重油に混ざり込んだ水のことで、多いと熱損失の増加やいきづき燃焼の原因になる。

公表問題で確認済み
覚えること
重油の水分が多いと:熱損失が増える/いきづき燃焼を起こす/油管内でウォータハンマを起こす。
⚠ ベーパロックは加熱しすぎたときに起きる(油が気化して流れが止まる)ので、水分の障害ではない。
スラッジは:弁・ろ過器・バーナチップを閉塞させる/ポンプ・流量計・バーナチップを摩耗させる。
まちがえやすいところ
水分の障害に「ベーパロック」を混ぜる。
確認に使った資料
熱損失・いきづき・スラッジの害は公表問題の正しい選択肢で確定。水分の障害に「ベーパロック」をあてる記述は誤り選択肢(ウォータハンマは教本由来)

なぜそうなのか

水は燃えないうえ、蒸発に熱を持っていく——だから水分はまるごと熱損失。沸点で急に膨張するので燃焼が脈打つ(いきづき燃焼)。ベーパロックは油を加熱しすぎて気化したときの現象で、水分の障害ではない——公式でもここが誤り選択肢。「水の悪さ」と「熱しすぎの悪さ」を分けて覚える。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年10月公表 問22(3)
水分が多いと、油管内でベーパロックを起こす。
教科書ではこう
重油の水分が多いと:熱損失が増える/いきづき燃焼を起こす/油管内でウォータハンマを起こす。
⚠ ベーパロックは加熱しすぎたときに起きる(油が気化して流れが止まる)ので、水分の障害ではない。
スラッジは:弁・ろ過器・バーナチップを閉塞させる/ポンプ・流量計・バーナチップを摩耗させる。
まちがえやすいところ水分の障害に「ベーパロック」を混ぜる。
この記述は誤り。ベーパロックは油を加熱しすぎて気化したときに起きる現象。水分による障害はウォータハンマのほう。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和7年10月公表 問22(3)=誤り
水分が多いと、油管内でベーパロックを起こす。
○ 令和7年10月公表 問22(2)=正しい
水分が多いと、いきづき燃焼を起こす。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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