二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

理論空気量と実際空気量

理論空気量とは、燃料を完全燃焼させるのに計算上必要な最小の空気量のこと。実際空気量は実際の燃焼で送り込む空気量で、必ず理論空気量より多い(空気比=実際÷理論)。

公表問題で確認済み
覚えること
空気比 m = 実際空気量 ÷ 理論空気量。「理論空気量に対する実際空気量の比」であって逆ではない。実際空気量は理論空気量より多い(m>1)。燃焼の三要素は燃料・空気(酸素)・温度。
まちがえやすいところ
実際空気量を理論空気量より少ないと覚えている/空気比の分子と分母の取り違え。
確認に使った資料
令和8年4月 問23(3)(大小を逆)と令和7年10月 問23(3)(分子分母を逆)の2つの誤り方から確定

なぜそうなのか

空気比は理論に対して実際がどれだけかという割合なので、実際が上、理論が下。理論空気量は計算上ちょうど燃やしきる量だが、実際には混ざり方が足りずに燃え残るので、必ず多めに入れる。だから実際 > 理論で、空気比は必ず1より大きい。分子と分母を逆にすると1より小さい数になり、「燃やしきるのに足りない空気で燃やしている」という、ありえない状態を表すことになる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問23(3)
実際空気量は、一般の燃焼では、理論空気量より少ない。
教科書ではこう
空気比 m = 実際空気量 ÷ 理論空気量。「理論空気量に対する実際空気量の比」であって逆ではない。実際空気量は理論空気量より多い(m>1)。燃焼の三要素は燃料・空気(酸素)・温度。
まちがえやすいところ実際空気量を理論空気量より少ないと覚えている/空気比の分子と分母の取り違え。
この記述は誤り。理論どおりの空気量では混ざりきらず燃え残る。だから余分に入れる。その比が空気比で、必ず1より大きい。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和8年4月公表 問23(3)=誤り
実際空気量は、一般の燃焼では、理論空気量より少ない。
○ 令和5年10月公表 問25(3)=正しい
実際空気量は、一般の燃焼では、理論空気量より多い。
資料:この内容の出題を全部読む(10回分の全文・正誤・解説)

10 回出題(正しい記述 8/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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