二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

オンオフ式温度調節器(電気式)

オンオフ式温度調節器(電気式)とは、感温体内の液体が温度で膨張・収縮してベローズやダイヤフラムを動かし、マイクロスイッチを開閉させる調節器のことで、「入」か「切」しかないため比例帯の設定は無い。

定義・原理から導けます
覚えること
オンオフ式温度調節器(電気式)は、感温体内の液体が温度で膨張・収縮し、ベローズやダイヤフラムを動かしてマイクロスイッチを開閉させる。
感温体内の液体はトルエン、エーテル、アルコールなど。
保護管を用いて感温体を取り付ける場合は、保護管内にシリコングリスなどを挿入する(すき間の空気は熱を伝えないため。挿入してはならないは逆)。
オンオフ式は「入」か「切」しかないので、比例帯の設定は無い(比例帯があるのは比例式)。
まちがえやすいところ
シリコングリスを「挿入してはならない」と逆にする。オンオフ式に「比例帯の設定」を足す。
確認に使った資料
オンオフ=入切だけ、という語義から比例帯が無いことは説明できる

なぜそうなのか

感温体の中の液体が温度で膨らんだり縮んだりして、その動きでスイッチを押す——仕組みはこれだけ。保護管に入れるときシリコングリスを詰めるのは、すき間の空気が熱を伝えないから。空気の層があると、温度の変化が感温体に届くのが遅れる。比例帯の設定が無いのは、オンオフ式が「入」か「切」しかないから。途中の強さが無いものに、途中の幅の設定は要らない。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問10(D)
温度調節器は、一般に調節温度及び比例帯の設定を行う。
教科書ではこう
オンオフ式温度調節器(電気式)は、感温体内の液体が温度で膨張・収縮し、ベローズやダイヤフラムを動かしてマイクロスイッチを開閉させる。
感温体内の液体はトルエン、エーテル、アルコールなど。
保護管を用いて感温体を取り付ける場合は、保護管内にシリコングリスなどを挿入する(すき間の空気は熱を伝えないため。挿入してはならないは逆)。
オンオフ式は「入」か「切」しかないので、比例帯の設定は無い(比例帯があるのは比例式)。
まちがえやすいところシリコングリスを「挿入してはならない」と逆にする。オンオフ式に「比例帯の設定」を足す。
この記述は誤り。オンオフ式は「入」か「切」しかない。比例帯は比例式の話で、オンオフ式には無い。
資料:この内容の出題を全部読む(4回分の全文・正誤・解説)

4 回出題(正しい記述 2/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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