二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

ボイラー効率の式

ボイラー効率とは、燃料が持つ熱のうちどれだけが蒸気に移ったかを表す割合のことで、毎時蒸発量×(発生蒸気の比エンタルピ−給水の比エンタルピ)÷(燃料消費量×燃料の低発熱量)で求める。

定義・原理から導けます
覚えること
ボイラー効率=(毎時蒸発量 ×(発生蒸気の比エンタルピ − 給水の比エンタルピ))÷(燃料消費量 × 燃料の低発熱量)。
換算蒸発量を使う式なら分子は換算蒸発量 × 2257kJ/kg。給水の比エンタルピを引くのを忘れさせるのが定番。
まちがえやすいところ
分子を「換算蒸発量×発生蒸気の比エンタルピ」にする(給水分を引いていない)。分母の低発熱量を高発熱量にする。
確認に使った資料
定義。出典不要

なぜそうなのか

効率は入れた熱のうち、どれだけ蒸気に移ったか。分子は「蒸気が持ち出した熱」なので、発生蒸気の熱から、給水がもともと持っていた熱を引く必要がある。給水は0℃で入ってくるわけではないので、引かないとボイラーがしていない仕事まで数えてしまう。分母が低発熱量なのは、排ガスと一緒に出ていく水蒸気の潜熱は取り出せないから。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問1(2)
ボイラー効率は、換算蒸発量と発生蒸気の比エンタルピの積の値を、燃料消費量と燃料低発熱量の積の値で除して示すことができる。
教科書ではこう
ボイラー効率=(毎時蒸発量 ×(発生蒸気の比エンタルピ − 給水の比エンタルピ))÷(燃料消費量 × 燃料の低発熱量)。
換算蒸発量を使う式なら分子は換算蒸発量 × 2257kJ/kg。給水の比エンタルピを引くのを忘れさせるのが定番。
まちがえやすいところ分子を「換算蒸発量×発生蒸気の比エンタルピ」にする(給水分を引いていない)。分母の低発熱量を高発熱量にする。
この記述は誤り。分子は「蒸発量×(発生蒸気の比エンタルピ−給水の比エンタルピ)」。給水分を引かないと、水をそこまで温めるのに使われた熱まで二重に数えてしまう。
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1 回出題(正しい記述 0/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

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