二級ボイラー技士 / 論点
返り管への水源管の取付け
返り管とは、暖房で使われて冷えた水をボイラーへ戻す管のこと。圧力のある水源から給水する場合に水源の管を返り管へ取り付ける定めは、鋳鉄製ボイラーだけが対象。
条文・公的資料で確認済み
覚えること
給水が水道など圧力を有する水源から供給される場合に、その水源に係る管を返り管に取り付けなければならないのは鋳鉄製ボイラー。
返り管があるのは暖房用の鋳鉄製ボイラーだけなので、ほかの型式は対象にならない。
まちがえやすいところ
炉筒煙管・水管・貫流・立てボイラーを対象に入れる。
確認に使った資料
ボイラー及び圧力容器安全規則(鋳鉄製ボイラーの節)
なぜそうなのか
返り管があるのは暖房用の鋳鉄製ボイラーだけ。暖房は蒸気や温水を建物へ送り、冷えた水を戻して使い回すので「返り」の管が要る。炉筒煙管・水管・貫流・立てボイラーは蒸気を送り出して終わりなので、そもそも返り管が無い。だから返り管への取付けを求める規定も、鋳鉄製にしか掛かりようがない。装置が無いのに規定だけある、ということはないという当たり前で切れる。
この論点、1問だけ
知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。
令和7年10月公表 問40(1)
立てボイラー
教科書ではこう
給水が水道など圧力を有する水源から供給される場合に、その水源に係る管を返り管に取り付けなければならないのは鋳鉄製ボイラー。
返り管があるのは暖房用の鋳鉄製ボイラーだけなので、ほかの型式は対象にならない。
まちがえやすいところ炉筒煙管・水管・貫流・立てボイラーを対象に入れる。
この記述は誤り。返り管に取り付けるのは鋳鉄製ボイラー。返り管があるのは暖房用の鋳鉄製ボイラーだけ。
正しい書き方と並べて読む
この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。
✕ 令和7年10月公表 問40(1)=誤り
立てボイラー
○ 令和7年10月公表 問40(2)=正しい
鋳鉄製ボイラー
✕ 令和7年10月公表 問40(4)=誤り
水管ボイラー
○ 令和7年10月公表 問40(2)=正しい
鋳鉄製ボイラー
✕ 令和7年10月公表 問40(5)=誤り
貫流ボイラー
○ 令和7年10月公表 問40(2)=正しい
鋳鉄製ボイラー
✕ 令和8年4月公表 問40(C)=誤り
熱媒ボイラー
○ 令和7年10月公表 問40(2)=正しい
鋳鉄製ボイラー
資料:この内容の出題を全部読む(9回分の全文・正誤・解説)
9 回出題(正しい記述 2/誤りの記述 7)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。
この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。
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