二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

低水位に気付いたときの措置

低水位に気付いたときの措置とは、水位が安全低水面以下と分かったらまず燃料を止めて燃焼を停止し、換気して炉を冷やしてから原因と損傷を調べるという手順のことで、すぐに給水してはならない。

定義・原理から導けます
覚えること
水位が安全低水面以下と気付いたら、まず燃料の供給を止めて燃焼を停止する。次に換気して炉を冷却し、冷えてから原因と損傷を調査する。
⚠ すぐに給水してはならない。過熱した伝熱面に急に水をかけると割れる。鋳鉄製ボイラーはいかなる場合も給水しない。
まちがえやすいところ
「まず第一に徐々に給水を行い煙管を冷却する」を正しい措置として出す。
確認に使った資料
急冷による熱応力から説明できる

なぜそうなのか

水位が下がっているということは、伝熱面が水から顔を出して焼けているということ。そこへ水をかけると、熱い金属が急に冷やされて縮み、割れる。だからまず燃料を止めて、冷えるのを待つのが順序になる。鋳鉄はとくに急な温度変化に弱いので、鋳鉄製ボイラーはいかなる場合も給水しない。「まず徐々に給水して煙管を冷却する」は、いちばんやってはいけないことを正解らしく書いた選択肢。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年10月公表 問15(1)
炉筒煙管ボイラーでは、水面が煙管のある位置より低下した場合は、まず第一に、徐々に給水を行い煙管を冷却する。
教科書ではこう
水位が安全低水面以下と気付いたら、まず燃料の供給を止めて燃焼を停止する。次に換気して炉を冷却し、冷えてから原因と損傷を調査する。
⚠ すぐに給水してはならない。過熱した伝熱面に急に水をかけると割れる。鋳鉄製ボイラーはいかなる場合も給水しない。
まちがえやすいところ「まず第一に徐々に給水を行い煙管を冷却する」を正しい措置として出す。
この記述は誤り。過熱した伝熱面に水をかけると急冷で割れる。まず燃焼を止めるのが第一。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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