二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

たき始めの燃焼量

たき始めの燃焼量とは、ボイラーに火を入れた直後は燃焼量を急激に増やしてはならないという取扱いの原則のことで、急加熱による不同膨張がれんが積みの隙間・目地の割れ・煙管取付け部の漏れを起こすのを防ぐため。

定義・原理から導けます
覚えること
たき始めに燃焼量を急激に増やしてはならないのは不同膨張を防ぐため。れんが積みとの境界に隙間、目地の割れ、クラック、煙管取付け部からの漏れが起きる。
⚠ ウォータハンマは蒸気管にたまったドレンが原因で、たき始めの急加熱とは別の現象。
まちがえやすいところ
不同膨張の話にウォータハンマを混ぜる。
確認に使った資料
熱膨張から説明できる

なぜそうなのか

急に燃やすと、火に近いところだけ先に伸びて、遠いところは伸びていない。この伸び方の差(不同膨張)が、れんが積みとの境目の隙間、目地の割れ、煙管取付け部の漏れになる。ゆっくり温めれば全体が同じように伸びるので、差が生まれない。ウォータハンマは蒸気管にたまった水を蒸気が叩く現象で、金属の伸び方とは別の話。ここに混ぜてはいけない。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問12(1)
ボイラーとれんが積みとの境界面に隙間が生じる原因となるため。
教科書ではこう
たき始めに燃焼量を急激に増やしてはならないのは不同膨張を防ぐため。れんが積みとの境界に隙間、目地の割れ、クラック、煙管取付け部からの漏れが起きる。
⚠ ウォータハンマは蒸気管にたまったドレンが原因で、たき始めの急加熱とは別の現象。
まちがえやすいところ不同膨張の話にウォータハンマを混ぜる。
この記述は正しい。急に温めると膨らみ方が場所で違い、境界に隙間ができる。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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