二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

ディフューザポンプの取扱い

ディフューザポンプの取扱いとは、遠心式の給水ポンプを吸込み弁全開・吐出し弁全閉で起動してから吐出し弁を徐々に開き、停止時は吐出し弁を徐々に閉めてから電動機を止めるという手順のこと。

定義・原理から導けます
覚えること
ディフューザポンプ(遠心ポンプ)は吸込み弁を全開、吐出し弁を全閉にして起動し、起動後に吐出し弁を徐々に開く。停止するときは吐出し弁を徐々に閉めて全閉にしてから電動機を止める。理由は吐出し弁を閉じたほうが軸動力が小さく、過電流にならないから。
まちがえやすいところ
起動時に吐出し弁を全開にするとする(この科目の定番)。
確認に使った資料
遠心ポンプの特性から説明できる

なぜそうなのか

遠心ポンプは吐出し弁を閉じているときのほうが軸動力が小さい。水を押し出していない=仕事をしていないため。だから起動は吐出し弁を全閉にして、電動機に負荷がかかっていない状態で回し始め、回り出してから徐々に開く。全開のまま起動すると、いきなり大きな負荷がかかって過電流になる。停止はこの逆で、先に弁を閉じて負荷を落としてから電動機を止める。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問16(3)
起動は、ポンプ駆動用電動機が過電流とならないように、吸込み弁及び吐出し弁を全開にした状態で行う。
教科書ではこう
ディフューザポンプ(遠心ポンプ)は吸込み弁を全開、吐出し弁を全閉にして起動し、起動後に吐出し弁を徐々に開く。停止するときは吐出し弁を徐々に閉めて全閉にしてから電動機を止める。理由は吐出し弁を閉じたほうが軸動力が小さく、過電流にならないから。
まちがえやすいところ起動時に吐出し弁を全開にするとする(この科目の定番)。
この記述は誤り。遠心ポンプは吐出し弁を閉じたときのほうが軸動力が小さい。だから吐出し弁を閉じて起動し、起動後に徐々に開く。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和7年4月公表 問16(4)=誤り
起動後、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を徐々に抜く。
○ 令和5年10月公表 問16(2)=正しい
運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

どこなぜ過去問すべての選択肢に「どこが誤りか・なぜそうなのか」を付けた、無料の過去問サイトです。
ボイラー・クレーン・衛生管理者など7つの免許試験を収録しています。