二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

ボイラー水中の不純物

スケールとは、水中の溶解性蒸発残留物が伝熱面に硬く固着した付着物のこと(軟質の沈殿物はスラッジといい別物)。

公表問題で確認済み
覚えること
スケール=溶解性蒸発残留物が伝熱面に固着した硬質の付着物。ドラム底部などに沈積する軟質の沈殿物は「スラッジ」で別物。
スケールの熱伝導率は炭素鋼より低いので、付くと熱が伝わらず過熱の原因になる。溶存O₂・CO₂は腐食の原因。懸濁物にはりん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油など。
まちがえやすいところ
スケールとスラッジを入れ替える/スケールの熱伝導率を「高い」とする。
確認に使った資料
腐食・熱伝導率・懸濁物は公表問題の正しい選択肢で確定。スケールを軟質沈殿物とする記述は誤り選択肢(スラッジの説明。一級の正答選択肢にスラッジの定義あり)

なぜそうなのか

固着=スケール、沈殿=スラッジ。壁にこびりつくか、底にたまるか——場所と硬さで分かれる。スケールの熱伝導率は炭素鋼よりずっと低いので、付くと熱が水に伝わらず伝熱面だけが過熱する。やかんの湯あかと同じもの、と実物で覚えると忘れない。溶存O₂・CO₂は腐食の係で、これはまた別の悪さ。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年10月公表 問19(5)
懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。
教科書ではこう
スケール=溶解性蒸発残留物が伝熱面に固着した硬質の付着物。ドラム底部などに沈積する軟質の沈殿物は「スラッジ」で別物。
スケールの熱伝導率は炭素鋼より低いので、付くと熱が伝わらず過熱の原因になる。溶存O₂・CO₂は腐食の原因。懸濁物にはりん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油など。
まちがえやすいところスケールとスラッジを入れ替える/スケールの熱伝導率を「高い」とする。
この記述は正しい。水に溶けずに濁りとして漂っているものが懸濁物。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

どこなぜ過去問すべての選択肢に「どこが誤りか・なぜそうなのか」を付けた、無料の過去問サイトです。
ボイラー・クレーン・衛生管理者など7つの免許試験を収録しています。