二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

脱酸素剤

脱酸素剤とは、ボイラー水中の溶存酸素を化学反応で取り除く薬剤のことで、亜硫酸ナトリウム・タンニン・ヒドラジンなどが使われる。

公表問題で確認済み
覚えること
脱酸素剤=亜硫酸ナトリウム・タンニン・ヒドラジン(酸素を還元して取り除く)。
まぎらわしい薬剤:炭酸ナトリウム・りん酸ナトリウム=軟化剤/pH調整剤で脱酸素剤ではない。塩化ナトリウムはそもそも薬剤として使わない。
まちがえやすいところ
軟化剤を脱酸素剤に混ぜる。
確認に使った資料
亜硫酸ナトリウム・タンニンの組合せが公表問題の正答。ヒドラジンは教本由来(化学的には N₂H₄=還元剤で筋は通る)

なぜそうなのか

脱酸素剤は自分が酸素と結びついて(酸化されて)身代わりになる薬剤。まぎらわしい炭酸ナトリウム・りん酸ナトリウムは軟化剤・pH調整剤で、酸素とは反応しない——「硬度を取る係」と「酸素を取る係」の混同が定番のワナ。塩化ナトリウム(食塩)はそもそも清缶の薬剤として使わない。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問19(1)
塩化ナトリウム / りん酸ナトリウム
教科書ではこう
脱酸素剤=亜硫酸ナトリウム・タンニン・ヒドラジン(酸素を還元して取り除く)。
まぎらわしい薬剤:炭酸ナトリウム・りん酸ナトリウム=軟化剤/pH調整剤で脱酸素剤ではない。塩化ナトリウムはそもそも薬剤として使わない。
まちがえやすいところ軟化剤を脱酸素剤に混ぜる。
この記述は誤り。脱酸素剤は亜硫酸ナトリウム・タンニン・ヒドラジン。塩化ナトリウムは薬剤として使わず、りん酸ナトリウムは軟化剤・pH調整剤。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和8年4月公表 問19(2)=誤り
りん酸ナトリウム / タンニン
○ 令和8年4月公表 問19(4)=正しい
亜硫酸ナトリウム / タンニン
✕ 令和8年4月公表 問19(3)=誤り
亜硫酸ナトリウム / 炭酸ナトリウム
○ 令和8年4月公表 問19(4)=正しい
亜硫酸ナトリウム / タンニン
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 1/誤りの記述 4)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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