二級ボイラー

二級ボイラー技士 / 論点

キャリオーバ発生時の処置

キャリオーバ発生時の処置とは、ボイラー水が蒸気に混じって運び出されたときに、燃焼量を下げ、水位が高ければ一部を吹き出し、水質試験を行い、濃縮していれば吹出し量を増やして給水するという対応のことで、主蒸気弁を急開してはならない。

定義・原理から導けます
覚えること
キャリオーバが起きたときは燃焼量を下げる/水位が高ければ一部を吹出し/水質試験を行う/濃縮していれば吹出し量を増やして給水する。
⚠ 主蒸気弁を急開してはならない。急に開くと圧力が下がって沸き上がり、かえってキャリオーバがひどくなる。
まちがえやすいところ
「主蒸気弁を急開して蒸気圧力を下げる」を正しい処置として出す。
確認に使った資料
圧力低下による突沸から説明できる

なぜそうなのか

主蒸気弁を急に開いてはいけない、というのが要点。開けば圧力が急に下がる。圧力が下がればその圧力での沸点も下がるので、いままで沸いていなかった水までいっせいに沸き立つ。キャリオーバを止めようとして、かえってひどくすることになる。だから正しい向きは逆で、燃焼量を下げて沸き方をおとなしくする。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年10月公表 問14(1)
燃焼量を下げる。
教科書ではこう
キャリオーバが起きたときは燃焼量を下げる/水位が高ければ一部を吹出し/水質試験を行う/濃縮していれば吹出し量を増やして給水する。
⚠ 主蒸気弁を急開してはならない。急に開くと圧力が下がって沸き上がり、かえってキャリオーバがひどくなる。
まちがえやすいところ「主蒸気弁を急開して蒸気圧力を下げる」を正しい処置として出す。
この記述は正しい。沸き方を穏やかにすると水が飛びにくくなる。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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