揚貨装置

揚貨装置運転士 / 論点

三相誘導電動機

三相誘導電動機とは、固定子(一次側)の三相交流が作る回転磁界で回転子(二次側)を回す電動機のことで、構造が簡単なかご形と、スリップリングと起動抵抗器で速度制御できる巻線形がある。

公表問題で確認済み
覚えること
三相誘導電動機は3線のうち2線を入れ替えると逆転。固定子=一次側、回転子=二次側。かご形=構造が簡単で取扱い容易、巻線形=スリップリングと起動抵抗器で速度制御できる。直流電動機は速度制御の精度が高いが整流子・ブラシの保守が要る。
まちがえやすいところ
かご形と巻線形の特徴を入れ替える(かご形に抵抗器・スリップリングの話を付ける等)。一次と二次を逆にする。
確認に使った資料
令和7年4月 問28(1)〜(4)の正しい選択肢で確定

なぜそうなのか

かご形のほうが構造が簡単。かご形の回転子はブラシもスリップリングも持たない金属の塊のような堅牢な作りで、摩耗する接触部分がない。巻線形は回転子に巻線があり、スリップリングとブラシで外部の可変抵抗器につなぐぶん部品が多い。その代わり巻線形は始動特性の改善や速度制御ができる。出題はかご形と巻線形を入れ替えてくる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年4月公表 問28(5)
巻線形三相誘導電動機は、かご形三相誘導電動機に比べ、構造が簡単で取扱いも容易である。
教科書ではこう
三相誘導電動機は3線のうち2線を入れ替えると逆転。固定子=一次側、回転子=二次側。かご形=構造が簡単で取扱い容易、巻線形=スリップリングと起動抵抗器で速度制御できる。直流電動機は速度制御の精度が高いが整流子・ブラシの保守が要る。
まちがえやすいところかご形と巻線形の特徴を入れ替える(かご形に抵抗器・スリップリングの話を付ける等)。一次と二次を逆にする。
この記述は誤り。構造が簡単なのはかご形。巻線形はスリップリング・起動抵抗器を持ち複雑な代わりに速度制御ができる。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和6年4月公表 問28(1)=誤り
直流電動機は、交流電動機に比べ、始動回転力は大きいが速度の制御性能が悪い。
○ 令和7年4月公表 問28(2)=正しい
直流電動機は、交流電動機に比べ速度の制御性能が良い。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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