揚貨装置

揚貨装置運転士 / 論点

油圧駆動モータ

油圧駆動モータとは、油圧ポンプで作った高圧の油で回転を得る装置のことで、小型軽量で加減速が良く遠隔操作でき、歯車形・ベーン形・プランジャ形(アキシャル形・ラジアル形)がある。

公表問題で確認済み
覚えること
油圧駆動モータは高圧の油で回転を得る装置(油圧ポンプ+電動機が必要)。小型軽量で加減速が良く遠隔操作可。作動油の温度で粘度が変わるため、温度の影響は受ける。歯車・ベーン・プランジャ(アキシャル形=軸と同一方向、ラジアル形=放射状)の各形式がある。
まちがえやすいところ
「温度変化の影響を受けない」と書く/アキシャル形とラジアル形の配列を入れ替える。
確認に使った資料
令和7年4月 問27(1)(3)(4)(5)の正しい選択肢で確定。「温度変化の影響を受けない」版は誤り選択肢

なぜそうなのか

名前がそのまま答え。アキシャル(axial)=軸方向、ラジアル(radial)=放射方向。プランジャが回転軸と同一方向(平行)に並ぶのがアキシャル形で、斜板がカムの働きをしてプランジャを押す。放射状に並ぶのがラジアル形で、偏心したカムリングに沿ってプランジャが出入りする。出題は「ラジアル形なのに軸と同一方向・斜板ではなく偏心板」のように2か所を混ぜてくる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年4月公表 問27(2)
油圧駆動モータは、作動油の温度変化の影響を受けない構造で、常に一定の効率で駆動することができる。
教科書ではこう
油圧駆動モータは高圧の油で回転を得る装置(油圧ポンプ+電動機が必要)。小型軽量で加減速が良く遠隔操作可。作動油の温度で粘度が変わるため、温度の影響は受ける。歯車・ベーン・プランジャ(アキシャル形=軸と同一方向、ラジアル形=放射状)の各形式がある。
まちがえやすいところ「温度変化の影響を受けない」と書く/アキシャル形とラジアル形の配列を入れ替える。
この記述は誤り。油は温度で粘度が変わるので、影響は受ける。力学で出た「油温と粘度」と同じ論点。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和5年10月公表 問27(1)=誤り
油圧駆動モータは、高圧の油を動力源に用い、回転運動として動力を得る装置であるが、高圧の油を得るために油圧ポンプなどが必要であり、電動機に比べ大型で重量が大きい。
○ 令和6年4月公表 問27(1)=正しい
油圧駆動モータは、高圧の油を動力源に用い、回転運動として動力を得る装置であるが、高圧の油を得るために油圧ポンプとそれを駆動する電動機などが必要である。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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