令和7年10月公表 問33 (1) — 誤りの記述健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、これは発生率と同じ意味で用いられる。
有所見率は「ある時点の写真」(静態)、発生率は「ある期間のビデオ」(動態)。別物。
令和7年10月公表 問33 (2) — 正しい記述集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴をもつ集団であると評価される。
平均が同じでも、ばらつき(分散)が違えば別の集団。平均点60点でも、全員60点と、0点と100点半々では大違い。
令和7年10月公表 問33 (3) — 正しい記述ばらつきをもって分布するデータの代表値として、平均値、中央値などがあるが、どの代表値を選択するかは、データの内容と分布による。
極端な値がある分布では平均より中央値が実態に近い、というように、データに合わせて選ぶ。
令和7年10月公表 問33 (4) — 正しい記述ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、それらの間に因果関係があるとは限らない。
一緒に増える(相関)ことと、片方が原因(因果)は別。アイスの売上と水難事故は相関するが、原因は夏。
令和7年10月公表 問33 (5) — 正しい記述病休度数率は、在籍労働者の延べ実労働時間数100万時間当たりの疾病休業件数で示される。
度数率は「100万時間あたりの件数」。時間を分母にするのがポイント。