令和8年4月公表 問30 (1) — 誤りの記述単純骨折とは、骨にひびが入った状態をいう。
単純/複雑は骨の折れ方ではなく「皮膚が破れているか」の区別。ひびは不完全骨折の話。
令和7年10月 問32(4)にも同じ誤り版が出題されている。
令和8年4月公表 問30 (2) — 誤りの記述不完全骨折では、骨折端どうしが擦れ合う軋轢あつれき音や変形などが認められる。
骨折端どうしが擦れるのは、完全に折れて骨が2つに分かれているとき。ひび(不完全骨折)では擦れ合う端が無い。
令和8年4月公表 問30 (3) — 誤りの記述骨折が疑われる部位は、よく動かしてその程度を判断する必要がある。
動かして確かめるのは厳禁。折れた骨の端が神経や血管を傷つける。
令和8年4月公表 問30 (4) — 正しい記述骨折に対する処置として、副子を手や足に当てるときは、骨折部分の上下の関節まで固定できる長さで、かつ、幅の広いものを用いる。
上下の関節ごと固定しないと、関節が動いて骨折部も動いてしまう。長く・幅広くが原則。
令和8年4月公表 問30 (5) — 誤りの記述脊髄損傷が疑われる場合は、硬い板の上に乗せて搬送してはならない。
脊髄を守るには体をまっすぐ保つことが最優先。だから硬い板が正解で、柔らかい担架はかえって危ない。
令和7年10月公表 問32 (1) — 正しい記述開放骨折のことを複雑骨折という。
複雑=折れ方が複雑、ではなく「皮膚を破って外に開放している」こと。名前にだまされない。
令和7年10月公表 問32 (2) — 正しい記述複雑骨折は、感染が起こりやすく治りにくい。
骨が外気に触れているので、細菌が傷口から骨に入りやすい。だから治りにくい。
令和7年10月公表 問32 (3) — 正しい記述骨折部を副子で固定するときには、骨折した部分が変形していても、そのままの状態を保持して、直近の関節部を含めた広い範囲を固定する。
現場で形を直そうとしない。変形したまま固定して、直すのは医師の仕事。
令和7年10月公表 問32 (4) — 誤りの記述単純骨折とは、骨にひびが入った状態のことをいう。
単純/複雑は「皮膚が破れているか」の区別で、ひびは不完全骨折の話。令和8年4月にも同じ誤り版が出た定番。
令和8年4月 問30(1)にも同じ誤り版が出題されている。
令和7年10月公表 問32 (5) — 正しい記述完全骨折では、骨折端どうしが擦れ合う軋轢あつれき音が認められることがある。
完全に2つに分かれているから、端と端が擦れて音がする。ひび(不完全骨折)では起きない。