一種衛生

第一種衛生管理者令和7年10月公表 / 問20

令和7年10月公表 問20

労働衛生(有害業務に係るもの) 全5肢

作業環境における有害要因による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
次の5つを1つずつ判定してください。
この問題に「正解の番号」はありません。5つそれぞれが1問だと思って判定してください。
×をつけると、その文が区切られます。おかしいところを押して、理由まで選んでください。
1
電離放射線の被ばくによる白内障は、晩発障害に分類され、被ばく後、半年~30年後に現れる。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

2
マイクロ波は、赤外線より波長が短い電磁波で、照射部位の組織を加熱する作用がある。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

3
金属熱は、金属の溶融作業において、高温環境により体温調節中枢が麻痺ひすることにより発生し、長期間にわたる発熱、関節痛などの症状がみられる。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

4
凍瘡そうは、皮膚組織の凍結壊死えを伴うしもやけのことで、0℃以下の寒冷にばく露することによって発生する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

5
潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液中に溶け込んでいた酸素が気泡となり、血管を閉塞したり組織を圧迫することにより発生する。
2 どこ

間違っているのは、どこですか? 上の文が区切られました。おかしいと思うところを押してください(いくつでも)。

3 なぜ

では、なぜ間違いなのですか? 文をよく読んでも答えは出ません。分かっているかどうかだけで決まります。

解答と解説をすべて見る

出題時の問い方:「作業環境における有害要因による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。」 正答(1)

(1) 正しい1回のみ出題

電離放射線の被ばくによる白内障は、晩発障害に分類され、被ばく後、半年~30年後に現れる。

被ばくの影響がずっと後から出るのが晩発障害。白内障はその代表で、半年〜30年後。

この論点:有害光線・電離放射線

(2) 誤り公式差分で確認済み

マイクロ波は、赤外線より波長が短い電磁波で、照射部位の組織を加熱する作用がある。

波長の並びは紫外線<可視光線<赤外線<マイクロ波。マイクロ波は赤外線より長い側。加熱作用の部分は正しい。

誤り箇所:「赤外線より波長が短い電磁波」

理由:マイクロ波は赤外線より波長が長いから

⚠ 大小・可否・方向の逆おぼえ

令和8年4月 問15(4)では「赤外線より波長が長い」が正しい記述として出題されている。

この論点:物理的有害要因による健康障害

(3) 誤り1回のみ出題

金属熱は、金属の溶融作業において、高温環境により体温調節中枢が麻痺ひすることにより発生し、長期間にわたる発熱、関節痛などの症状がみられる。

金属熱の原因は「熱」ではなく金属ヒュームの吸入。名前にだまされやすい定番のワナ。

誤り箇所:「金属の溶融作業において、高温環境により体温調節中枢が麻痺ひすることにより発生し、長期間にわたる発熱、関節痛などの症状がみられる。」

理由:金属熱は金属ヒュームの吸入によるもので、高温環境のせいではないから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

この論点:物理的有害要因による健康障害

(4) 誤り1回のみ出題

凍瘡そうは、皮膚組織の凍結壊死えを伴うしもやけのことで、0℃以下の寒冷にばく露することによって発生する。

凍瘡=しもやけ(凍らない)、凍傷=組織が凍る損傷。似た名前の2つを混ぜた作り。

誤り箇所:「皮膚組織の凍結壊死えを伴うしもやけのことで、0℃以下の寒冷にばく露することによって発生する。」

理由:凍結壊死を伴うのは凍傷で、凍瘡は0℃以上でも起こるしもやけだから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

この論点:物理的有害要因による健康障害

(5) 誤り1回のみ出題

潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液中に溶け込んでいた酸素が気泡となり、血管を閉塞したり組織を圧迫することにより発生する。

高圧下で血液に余計に溶け込むのは窒素。急浮上でそれが炭酸飲料の泡のように出てきて血管を塞ぐ。酸素は体が使うので気泡の主役にならない。

誤り箇所:「血液中に溶け込んでいた酸素」

理由:減圧症の気泡は窒素であって酸素ではないから

⚠ 似た用語どうしの取り違え

この論点:物理的有害要因による健康障害

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」(令和7年10月公表)

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