クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定) / 論点

主巻と補巻

主巻とは、重い荷をつるための主となる巻上装置のこと。補巻とは、軽い荷を速く扱うための補助の巻上装置のこと(巻上げ速度は主巻のほうが遅い)。

定義・原理から導けます
覚えること
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、主巻のほうが巻上げ速度は遅い(重い荷を扱うため)。
まちがえやすいところ
主巻と補巻の速度の大小を逆にする。
確認に使った資料
原理から説明できる

なぜそうなのか

動力=力×速度。同じ動力なら、重い荷を扱う主巻は遅く、軽い荷の補巻は速くなる——自転車の坂道でギアを軽くすると速度が落ちるのと同じ配分の話。速度の大小を逆にした選択肢は、「重い物をより速く上げる」という動力のただ食いになっていて、原理の側からその場で切れる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問9(4)
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に、主巻の巻上げ速度は、補巻より遅い。
教科書ではこう
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、主巻のほうが巻上げ速度は遅い(重い荷を扱うため)。
まちがえやすいところ主巻と補巻の速度の大小を逆にする。
この記述は正しい。主巻は重い荷を扱うので遅い。補巻は軽い荷を速く上げる。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和6年4月公表 問9(2)=誤り
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に、主巻の巻上げ速度は、補巻より速い。
○ 令和5年10月公表 問9(1)=正しい
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に、主巻の巻上げ速度は、補巻より遅い。
✕ 令和7年4月公表 問9(4)=誤り
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に、補巻の巻上げ速度は、主巻より遅い。
○ 令和7年10月公表 問9(3)=正しい
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に、主巻の巻上げ速度は、補巻より遅い。
資料:この内容の出題を全部読む(2回分の全文・正誤・解説)

2 回出題(正しい記述 2/誤りの記述 0)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

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