クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定) / 論点

橋形クレーンの剛脚と揺脚

剛脚とは、橋形クレーンのクレーンガーダに剛に接合されて水平力を受け持つ脚のこと。揺脚とは、ピンヒンジで接合され、スパンの変化を逃がす脚のこと。

定義・原理から導けます
覚えること
橋形クレーンの脚部は剛脚と揺脚。剛脚は水平力に耐えるためクレーンガーダと剛に接合。揺脚はピンヒンジで接合し、熱膨張などによるスパンの変化を逃がす。
まちがえやすいところ
剛脚と揺脚の接合方法を入れ替える。
確認に使った資料
語義(剛=固定・揺=振れる)と熱伸縮の力学から導ける。令和7年10月公表の誤り選択肢(剛脚+ピンヒンジ)とも整合

なぜそうなのか

剛脚は「剛」=ガーダと固く接合して水平力を受け持つ。揺脚は「揺」=ピンヒンジでつながれて首を振れる。名前がそのまま構造になっている。なぜ片方を揺らすかというと、長いガーダは温度で伸び縮みしてスパンが変わるから。両脚とも固定するとその伸縮の逃げ場が無く、構造に無理な力がかかる。だから片方だけ振れるようにして逃がす。公式問題でも「剛脚がピンヒンジで接合されている」とした記述は誤りとされている。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和7年10月公表 問2(4)
橋形クレーンの脚部には、剛脚と揺脚があり、剛脚はクレーンガーダに作用する水平力に耐える構造とするため、クレーンガーダとピンヒンジで接合されている。
教科書ではこう
橋形クレーンの脚部は剛脚と揺脚。剛脚は水平力に耐えるためクレーンガーダと剛に接合。揺脚はピンヒンジで接合し、熱膨張などによるスパンの変化を逃がす。
まちがえやすいところ剛脚と揺脚の接合方法を入れ替える。
この記述は誤り。水平力に耐えるのが剛脚なので、ガーダとは剛に接合する。ピンヒンジで接合するのは揺脚のほう。
資料:この内容の出題を全部読む(1回分の全文・正誤・解説)

1 回出題(正しい記述 0/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

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