クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定) / 論点

荷重の種類

荷重の種類とは、かかり方による分類(静荷重・動荷重)と、向きによる分類(引張・圧縮・せん断・曲げ・ねじり)のこと。

公表問題で確認済み
覚えること
かかり方で静荷重と動荷重(衝撃・繰返し)、向きで引張・圧縮・せん断・曲げ・ねじり。クレーンガーダ=曲げ荷重。巻上げ用ワイヤロープ・フック=引張+曲げ。片振り=向きは同じで大きさが変わる。両振り=向きも大きさも変わる。小さな荷重でも繰り返すと壊れる(疲労)のは繰返し荷重。
まちがえやすいところ
ガーダを引張荷重にする/片振りと両振りを入れ替える/繰返し荷重を静荷重と呼ぶ。
確認に使った資料
令和7年10月公表 問35(2)(正しい選択肢)で確定

なぜそうなのか

部材ごとに「どの向きに力を受けるか」を思い浮かべる——クレーンガーダは上から荷重を受けてたわむので曲げ、巻上げロープとフックはぶら下げるので引張(+曲げ)。片振り=向き同じで大きさが変わる、両振り=向きまで変わる。小さな力でも繰り返せば壊れる(疲労)のが繰返し荷重の怖さで、静荷重と呼び替えた選択肢は切れる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問37(1)
天井クレーンのクレーンガーダには、主に引張荷重がかかる。
教科書ではこう
かかり方で静荷重と動荷重(衝撃・繰返し)、向きで引張・圧縮・せん断・曲げ・ねじり。クレーンガーダ=曲げ荷重。巻上げ用ワイヤロープ・フック=引張+曲げ。片振り=向きは同じで大きさが変わる。両振り=向きも大きさも変わる。小さな荷重でも繰り返すと壊れる(疲労)のは繰返し荷重。
まちがえやすいところガーダを引張荷重にする/片振りと両振りを入れ替える/繰返し荷重を静荷重と呼ぶ。
この記述は誤り。ガーダは両端を支えられて中央に荷がかかる梁。だから曲げ荷重。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和8年4月公表 問37(1)=誤り
天井クレーンのクレーンガーダには、主に引張荷重がかかる。
○ 令和7年10月公表 問35(2)=正しい
天井クレーンのクレーンガーダには、曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年4月公表 問37(2)=誤り
片振り荷重は、大きさは同じであるが、向きが時間とともに変わる荷重である。
○ 令和6年10月公表 問37(5)=正しい
片振り荷重は、向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重である。
✕ 令和6年10月公表 問37(3)=誤り
クレーンのフックには、ねじり荷重と圧縮荷重がかかる。
○ 令和7年10月公表 問35(3)=正しい
クレーンのフックには、引張荷重と曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年4月公表 問37(4)=誤り
クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
○ 令和7年10月公表 問35(3)=正しい
クレーンのフックには、引張荷重と曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年4月公表 問37(2)=誤り
片振り荷重は、大きさは同じであるが、向きが時間とともに変わる荷重である。
○ 令和7年10月公表 問35(4)=正しい
両振り荷重は、向きと大きさが時間とともに変わる荷重である。
✕ 令和6年10月公表 問37(2)=誤り
天井クレーンのクレーンガーダには、主に引張荷重がかかる。
○ 令和7年4月公表 問37(2)=正しい
天井クレーンのクレーンガーダには、主に曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年4月公表 問37(4)=誤り
クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
○ 令和7年4月公表 問37(2)=正しい
天井クレーンのクレーンガーダには、主に曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年10月公表 問37(4)=誤り
荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、圧縮荷重がかかる。
○ 令和8年4月公表 問37(3)=正しい
荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、衝撃荷重がかかる。
✕ 令和6年4月公表 問37(1)=誤り
荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、圧縮荷重とせん断荷重がかかる。
○ 令和8年4月公表 問37(3)=正しい
荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、衝撃荷重がかかる。
✕ 令和6年4月公表 問37(4)=誤り
クレーンのフックには、主に圧縮荷重がかかる。
○ 令和8年4月公表 問37(4)=正しい
クレーンのフックには、主に引張荷重と曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年10月公表 問37(3)=誤り
クレーンのフックには、ねじり荷重と圧縮荷重がかかる。
○ 令和8年4月公表 問37(4)=正しい
クレーンのフックには、主に引張荷重と曲げ荷重がかかる。
✕ 令和6年10月公表 問37(2)=誤り
天井クレーンのクレーンガーダには、主に引張荷重がかかる。
○ 令和8年4月公表 問37(4)=正しい
クレーンのフックには、主に引張荷重と曲げ荷重がかかる。
資料:この内容の出題を全部読む(10回分の全文・正誤・解説)

10 回出題(正しい記述 8/誤りの記述 2)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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