クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定) / 論点

力の合成と分解

力の合成とは、2つ以上の力を同じ働きをする1つの力(合力)にまとめること。分解とはその逆のこと。

定義・原理から導けます
覚えること
2力の合力は平行四辺形の対角線。同じ向きなら合力=和、逆向きなら差。1つの力は直交する2方向に分解できる。
まちがえやすいところ
向きを考えず常に足し算にする。
確認に使った資料
原理から導出できる。出典不要

なぜそうなのか

合力は平行四辺形の対角線。同じ向きなら足し算、逆向きなら引き算、角度があれば対角線——「常に足し算」とした選択肢は、逆向きの綱引きを考えれば切れる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問31(3)
多数の力が一点に作用し、つり合っているとき、これらの力の合力は「0」になる。
教科書ではこう
2力の合力は平行四辺形の対角線。同じ向きなら合力=和、逆向きなら差。1つの力は直交する2方向に分解できる。
まちがえやすいところ向きを考えず常に足し算にする。
この記述は正しい。つり合っている=合力ゼロ。定義そのもの。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和7年4月公表 問31(1)=誤り
一直線上に作用する互いに同じ方向を向く二つの力の合力の大きさは、その二つの力の大きさを乗じて求められる。
○ 令和8年4月公表 問31(5)=正しい
一直線上に作用する互いに逆を向く二つの力の合力の大きさは、その二つの力の大きさの差で求められる。
✕ 令和6年4月公表 問31(2)=誤り
一直線上に作用する二つの力の合力の大きさは、その二つの力の大きさを乗じて求められる。
○ 令和8年4月公表 問31(5)=正しい
一直線上に作用する互いに逆を向く二つの力の合力の大きさは、その二つの力の大きさの差で求められる。
資料:この内容の出題を全部読む(4回分の全文・正誤・解説)

4 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 0)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

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