クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定) / 論点

接地と感電防止

接地(アース)とは、漏電した電気を大地へ逃がすために機器と地面を電線でつなぐこと。

定義・原理から導けます
覚えること
接地線は電気抵抗が小さいほどよい(漏れた電流を地面に逃がすため)。接地は漏電した機器に触れたときの感電の危険を減らす。感電の程度は電流の大きさ・通電時間・電流の種類・体質などで変わる。
まちがえやすいところ
「抵抗が大きいほうが丈夫で安全」とする(定番)。
確認に使った資料
原理から説明できる

なぜそうなのか

漏れた電流は抵抗の小さい道を選んで流れる。接地線の抵抗が小さいほど、電流は人体ではなく接地線を通って地面へ逃げる——だから接地線は抵抗が小さいほどよい。「抵抗が大きいほうが丈夫で安全」という定番の誤りは、電流の通り道の理屈を思い出せば切れる。感電の重さが電流・通電時間などで決まるのも同じ発想で、体を流れた電気の量の問題。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問30(1)
接地線には、できるだけ電気抵抗の大きな電線を使った方が丈夫で、安全である。
教科書ではこう
接地線は電気抵抗が小さいほどよい(漏れた電流を地面に逃がすため)。接地は漏電した機器に触れたときの感電の危険を減らす。感電の程度は電流の大きさ・通電時間・電流の種類・体質などで変わる。
まちがえやすいところ「抵抗が大きいほうが丈夫で安全」とする(定番)。
この記述は誤り。接地線は漏れた電流を地面へ逃がすためのもの。抵抗が大きいと電流が流れず役に立たない。小さいほどよい。
資料:この内容の出題を全部読む(5回分の全文・正誤・解説)

5 回出題(正しい記述 4/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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