クレーン限定

クレーン・デリック運転士(クレーン限定) / 論点

コースチングノッチとゼロノッチインターロック

コースチングノッチとは、制御器の第1ノッチで、ブレーキにだけ通電してブレーキを緩め、惰力で走行(コースチング)させるためのノッチのこと。

公表問題で確認済み
覚えること
コースチングノッチは制御器の第1ノッチで、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩める(電動機には通電しない)。ゼロノッチインターロックは各制御器のハンドルが停止位置になければ主電磁接触器を投入できないようにしたもの。
まちがえやすいところ
コースチングノッチの通電先を逆にする(電動機に通電・ブレーキに通電しない)。
確認に使った資料
令和7年10月公表 問26(5)(正しい選択肢)で確定

なぜそうなのか

coasting=惰性で進むこと。動力は与えず、ブレーキだけ解いて惰性で動かす——名前がそのまま機能。だから通電先はブレーキのみで、電動機に通電したら惰性ではなく駆動になってしまう。ゼロノッチインターロックは「ハンドルが停止位置でなければ主電源を入れられない」仕掛けで、電源を入れた瞬間に機械が動き出す事故を防ぐ。どちらも「意図しない動きをさせない」で束ねられる。

この論点、1問だけ

知らなければ「わからん」でいい。その場で答えと教科書が出ます。

令和8年4月公表 問26(4)
コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキには通電しないで電動機にのみ通電して、ブレーキを緩めるものである。
教科書ではこう
コースチングノッチは制御器の第1ノッチで、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩める(電動機には通電しない)。ゼロノッチインターロックは各制御器のハンドルが停止位置になければ主電磁接触器を投入できないようにしたもの。
まちがえやすいところコースチングノッチの通電先を逆にする(電動機に通電・ブレーキに通電しない)。
この記述は誤り。逆。コースチングノッチは電動機には通電せず、ブレーキだけを緩めて惰行させるためのもの。

正しい書き方と並べて読む

この論点には、正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。色の付いた部分が、取り違えやすいところです(出典:安全衛生技術試験協会 公表試験問題)。

✕ 令和8年4月公表 問26(4)=誤り
コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキには通電しないで電動機にのみ通電して、ブレーキを緩めるものである。
○ 令和7年10月公表 問26(5)=正しい
コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキにのみ通電してブレーキを緩めるようになっているノッチである。
資料:この内容の出題を全部読む(4回分の全文・正誤・解説)

4 回出題(正しい記述 3/誤りの記述 1)。問題文・正答は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表試験問題より。

この論点は正しい記述と誤りの記述の両方が出題されています。2つを見比べると、どこを取り違えやすいのかがはっきりします。

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