令和7年10月公表 問19 (1) — 正しい記述軟化剤として使用される炭酸ナトリウムは、1MPa以下の低圧ボイラーに使用され、これを高圧ボイラーで使用すると、ボイラー内で分解し、無水炭酸を生成し悪影響を及ぼすおそれがある。
高温だと分解してしまうので、低圧用に限られる。
令和7年10月公表 問19 (2) — 正しい記述軟化剤として使用されるりん酸ナトリウムは、ボイラー内でりん酸イオンとして存在し、カルシウムと反応し、不溶性のりん酸塩(ヒドロキシアパタイト)となり、スラッジを生成し、ブローによる排出を容易にする。
硬く固まるスケールではなく、柔らかいスラッジに変えて捨てやすくする。
令和7年10月公表 問19 (3) — 正しい記述スラッジ分散剤は、ボイラー内で生成されるスラッジを微細な粒子にして、ブローによって排出しやすいようにする。
細かくばらしておけば水と一緒に流れて出ていく。
令和7年10月公表 問19 (4) — 誤りの記述脱酸素剤として過剰に投入されたヒドラジンは、アンモニアと二酸化炭素に分解するが、アンモニアが復水中に多量に含まれると銅系金属を腐食させる。
ヒドラジンはN₂H₄。炭素が入っていないので、二酸化炭素は出ようがない。
令和7年10月公表 問19 (5) — 正しい記述高圧のボイラーの酸消費量付与剤としては、水酸化ナトリウム、りん酸ナトリウム及びアンモニアが用いられる。
ボイラー水を弱アルカリに保って腐食を防ぐための薬剤。