一級ボイラー

一級ボイラー技士令和8年4月公表 / 本番形式

令和8年4月公表 本番形式

出題どおり、(1)〜(5)から1つ選んで解きます(収録5問ぶん)。解き終わったら採点します。

問11 ボイラーの蒸気圧力上昇時の取扱いに関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)〜(5)のうちどれか。
 ドレンが抜き出せない構造の過熱器は、過熱器出口の管寄せの空気抜き弁及び過熱器の安全弁を開放し、ボイラー内の空気を抜き、発生蒸気の排出後空気抜き弁を閉じて、ボイラーの圧力を上昇させる。
 エコノマイザの前に蒸発管群がある場合は、燃焼ガスを通し始めて、エコノマイザ内の水の温度が上昇し蒸気が発生しても、そのまま通水する。
 再生式空気予熱器は、不同膨張によるダクトなどからの漏れを防ぐため、ボイラーをたき始めた後に運転するようにする。
 空気予熱器内での異常燃焼を防ぐため、燃焼初期はできる限り低燃焼とし、低燃焼中は空気予熱器の出口ガス温度を監視する。
問12 ボイラーの運転中の取扱いに関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)〜(5)のうちどれか。
 ボイラーの水位はできるだけ一定に保つように努め、水位が安定せず、どうしても水位が低下する場合は、燃焼を抑えて原因を調べる。
 炉筒煙管ボイラーで、煙管最高部より炉筒が高い場合の安全低水面は、煙管最高部から75ミリメートル上の位置とする。
 給水装置は、給水ポンプ出口側に取り付けられた圧力計により、吐出量に見合った給水圧力となっていることを監視する。
 燃焼量を減少させる場合には、必ず先に空気量を減らし、その後、燃料量を減らす。
問14 ボイラーの安全弁の調整及び試験に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)〜(5)のうちどれか。
 安全弁の吹出し圧力が設定よりも低い場合は、一旦、ボイラーの圧力を設定圧力の80パーセント程度まで下げ、調整ボルトを締めて吹出し圧力を上昇させる。
 安全弁が2個ある場合、1個は最高使用圧力又はそれ以下で先に吹き出すように調整し、段階的な圧力で作動するようにする。
 過熱器用安全弁は、過熱器の焼損を防ぐため、ボイラー本体の安全弁より後で吹き出すように調整する。
 最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も高いボイラーを基準に調整する。
問16 ボイラー水の吹出しに関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)〜(5)のうちどれか。
 ボイラーの運転中にボイラー水の循環が不足気味のときは、上昇管内の気水混合物の密度を小さくし、循環を良くするため水冷壁の吹出しを行う。
 鋳鉄製蒸気ボイラーの吹出しは、酸化鉄、スラッジなどの沈殿を考慮し、燃焼負荷が低いときに、適宜、行う。
 一人で2基以上のボイラーの吹出しを同時に行ってはならない。
 直列に設けられている2個の吹出し弁又はコックを開くときは、ボイラーに近い方の弁又はコックを先に操作する。
問20 ボイラーの内面腐食に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)〜(5)のうちどれか。
 グルービングは、ボイラー胴、鏡板、炉筒などの鉄面や管の水側部に発生しやすい。
 異種金属接触腐食は、異種金属がその電位差により、水を介して電気的に生じる腐食である。
 ボイラー水のpHを酸性に保つことは、腐食抑制に効果的である。
 アルカリ腐食は、熱負荷の高い管壁とスケールとの間で、水酸化ナトリウムの濃度が高くなりすぎたときに生じる。